年末資金のご準備は早めに!今年もそういう季節になりました。
会社の年末資金の手当てはお済みですか。
経済環境はまだまだ危うくて、
先の売上見込みに不安を感じておられる社長様も多いのではないかと思います。
「今はまだ大丈夫だけれど・・・」という社長様も、
早めに資金手当てをされておくのにこしたことはありません。
「毎年借りているから大丈夫!」とは思いますが、
今年も借りられるかどうかは、実際のところは
申し込んでみなければ分かりません。
融資の審査が下りてさえいれば安心というものです。
融資実行の日は任意にすることも可能なのですから。
融資をお考えの社長様は、今すぐ融資のご相談を!
日本政策金融公庫に変わりました「『日本政策金融公庫です。』と言って電話をしても、切られてしまうのですよ。」
日本政策金融公庫の社員は、
今、昔から馴染んだ名称が変わったことでかなり苦労をしているようです。
国民金融公庫が国民生活金融公庫に変わったときは、
それ程でもなかったようですが、
2008年10月1日に株式会社日本政策金融公庫に変わったことは、
その時の比ではなくて、先の電話のように、
「うちの会社は、そんなに大きな金融機関とはご縁がありませんので。」と言われて、
話も聞いてもらえないうちに、電話を切られてしまうことがあるのだそうです。
日本政策金融公庫は、日本政策投資銀行に似ていますから、
勘違いし易いのでしょうね。
正直、「国金、こくきん」と言っていた頃と比べると、
名称に馴染みがないのは事実で、私がお客様に融資のご説明をさせていただくときでも、
「昔の国金、今は日本政策金融公庫って言うのですけれども・・・。」
といちいちお断わりさせていただいてからご説明させていただくようにしています。
いくら「日本公庫」と呼んで下さいと言われても、
その略称も耳慣れていないところではあります。
意外と使える融資制度!日本政策金融公庫が行っている“セーフティーネット貸付”をご存じですか。
政府の緊急経済対策の一環として、
行われている今年度限り(来年3月まで)の融資制度で、
結構使えると思います。
日本政策金融公庫の融資というと、
「保証人が必要なのでしょう?」と聞かれますが、
最近は、第三者保証がなくても借りられるようになっています。
それが、上乗せ金利です。
セーフティーネット貸付では、
通常の金利に年0.3%の金利を上乗せすることで、
第三者保証人が不要となるのです。
考えてみれば、通常の借入れの場合には、
信用保証協会を使うので、銀行に対す金利の他に、
保証料がかかることが多いわけですが、
日本政策金融公庫からの借入れには、
信用保証料がかかりませんから、この上乗せ金利を払えば、
第三者保証人は不要となる、この制度はお客様からは好評です。
それと、“おまとめローン”が便利です。
複数回にわたって借入れをしているような場合には、
元本返済が高額になりがちですが、
これを一本の借入れにまとめて、
返済期間を延ばして、毎月の返済額を減らすことができます。
通常、売上が下がると、
⇒返済額は変わらない⇒資金不足⇒また借入れ⇒返済額が増える、
という悪循環に陥りがちです。
おまとめローンは、この問題を解決してくれる方法でもあります。
旧国金の借入れというと、既存の借入金の返済が
半分以上進んでいないと、次の借入れができないのですが、
今回のセーフティーネット貸付は特別で、
7割8割残っているような状態でも、
次の融資や“おまとめローン”を検討してくれるそうですので、
ご相談されてはいかがでしょうか?
posted by 小出 絹恵 at 11:17
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