2017年11月13日

息子が言い出してくれるのを待っている!

高度経済成長期を支えた社長さま方が
事業承継を考える時期になってきています。
★息子が言い出してくれるのを待っている!

お子さんがおられる場合には、
やはり、その子に会社を継いでもらうのが一番良いと思います。

でも、社長さんの多くは、
息子が「入りたい」と言い出すまでは、

自分から、「うちの会社に入ったらどうだ」とか、
「息子に『会社を継がないか』、と言うつもりはない」と言われます。

「継ぎたいなら継がせてやっても良いぞ」という姿勢で、
実は、息子から言い出してくれるのを待っているという感じがします。

「大学を卒業して大企業に勤めてしまったから、
うちのような小さい会社には、戻ってきてくれないだろう」
という場合もあるかもしれません。

でも、逆に、大企業で多くを学び、いろいろと考えた上で、
大きな人間になって帰ってくることもあります。

就職活動を経験し、
大企業という組織に所属し、
上司や同僚との関係に悩み、
得意先のわがままに振り回され・・・等

様々な経験を積み重ねた上で、
父親の会社に入ってきてくれたとしたら、

遠回りのようでいて、
とても大切な経験をしてきたと言えます。

先が楽しみですね。
posted by 小出 絹恵 at 15:04 | 事業計画・事業承継 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集
●執筆時の税法を基に記載しております。実際の実施にあたっては、税理士等の専門家にご相談ください。
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。
税理士 小出絹恵税理士・行政書士・円満相続遺言支援士  小出 絹恵

TEL:03−5486−9686

幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
女医さんでした)の顔を見ただけで、
安心して病気が治ったような
そんな体験が懐かしく思い出されます。
私は皆様のそういう主治医になれたらと願っています。