”いつの日付で伝票を起票するのか?”
これが、意外と大切で、
皆様が勘違いをされていることです。
皆様、だいたいが領収書の日付で伝票を書こうとされます。
コンピュータで経理をしている人も増えましたが、
その場合でも同じです。
いつの取引として入力するか、ということです。
これを領収書の日付で仕訳をすると、
事実を異なってくることが間々あります。
会社の現金で支払いをしているのであれば、
支払った日付で起票をすればOKです。
ところが、
社長が使った経費を、後から経理に請求してきた時が問題です。
社長が使った時は、社長のポケットからの支払いであって、
会社の現金が減っているわけではありません。
もし、そうであれば、マジックですよね (^_^)
だから、起票の日付は、
「精算された日」=「会社の現金を社長に支払った日」
ということになります。
このことがわかっていないと、
会社の帳簿上の現金残高が”マイナス”になったりしてしまいます。
会社の現金の動きと出金伝票の日付とを
一致させなければなりません。
そのために、
「会社のお金と社長個人のお金を分けましょう」
これが、経理の基本です。
というのです。
2009年03月17日
●執筆時の税法を基に記載しております。実際の実施にあたっては、税理士等の専門家にご相談ください。
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。

幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
女医さんでした)の顔を見ただけで、
安心して病気が治ったような
そんな体験が懐かしく思い出されます。
私は皆様のそういう主治医になれたらと願っています。