「先生
僕が、これを作るのに、
どれだけ大変だったか分かりますか
何をしようにも、父親に反対されて…
あの実績があったから、
これができたようなものですよ。」
そう言いながら、
会社案内パンフレットを見せてくれた。
「写真、綺麗に撮れていますね。」
社長の息子である彼が、父親を尊敬し、
社長を認めているのがよく分かる。
私は、彼のやる気と力を認め賞賛した。
それにつけても、彼の一途さ、誠実さは、
社長譲りのものだと思うし、
彼も社長に反対されるからこそ、
計画がより緻密になり、
社長から了解を得られて実行できたものは、
結果として、かなり成果に結びついているようだ。
社長は、こうして二代目を鍛えているのかもしれません。
素晴らしい経営承継です
2008年10月11日
●執筆時の税法を基に記載しております。実際の実施にあたっては、税理士等の専門家にご相談ください。
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。
税理士・行政書士・円満相続遺言支援士 小出 絹恵
幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
女医さんでした)の顔を見ただけで、
安心して病気が治ったような
そんな体験が懐かしく思い出されます。
私は皆様のそういう主治医になれたらと願っています。