2016年04月13日

失敗しない相続対策

知るっく先生の“安心財産クリニック”
 失敗しない相続対策
     税理士・行政書士 小 出 絹 恵

 “流行り”には注意!
 
 相続対策はいろいろあります。つい最近まで大流行だったのが、タワーマンション節税です。これについては、ついに税務当局から規制がかかることになりました。相続税の計算の基礎となる評価額を、早ければ2018年1月から変更するというのです。もし、これが実施されることになると、高層階の評価額が引き上げられ、結果として相続税だけではなく、毎年の固定資産税も上がることになりそうです。
 相続税の計算の基礎となる評価額と、実際の売買価額とでは、平均3倍の開きがあるとの指摘もなされるタワーマンションですが、評価額の引上げによって、想定したメリットを享受できなくなり、ブームになっていたタワーマンション節税も沈静化しそうです。  
 ところで、実際に、これを実行して節税できた相続人はいったい何人いたのでしょうか。まだ、買っただけで、相続は起きていないという人たちが大半なのではないかと想像します。仮にそのとおりだとしたら、何のためのタワーマンション購入だったのでしょうか。
 
 このように、節税目的だけの行動は、リスク管理が甘くなりがちです。東日本大震災の後に、臨海部の高層マンションの価額が大幅に下がり、売るに売れないような状況になったことがありましたが、それは、わずか5年前のことです。
 
 バブルのときにも
 
 バブルのときにも、相続対策の失敗例を多く耳にしました。不動産価額の高騰で、相続対策が大流行でした。新宿の靖国通りに面したビルの前の路線価が、1年で2倍、その翌年もまたその2倍、3年目もまた前年の2倍、何と3年間で2×2×2で8倍になりました。そういう時代があったのです。
 
 金利にも注意
 バブルのときには金利も高騰
 
 毎月きちんと返済しているのに、なぜか借金が増えていきました。
 “毎月返済しているのに、返済後の借入金の残高がどんどん増えていく返済予定表”というのをご覧になったことがありますか。
 金利が上昇したために、返済額を全て金利に当てたとしても、それでもまだ金利の支払いが不足して、未払いの金利(未払利息)が積みあがっていくという恐ろしい現象が起きたのです。
 バブル崩壊後、金利はどんどんと下がり、現在は超低金利の水準が長く続いています。日本経済は金利を上げられるような状況にはないと思いますが、将来は分かりません。住宅ローンやアパートローンは35年の長期ローンも珍しくありません。それだけ長期にわたって借入れをするということは、いつまた金利が反転して上昇に転じるか分からないリスクを背負うということでもあります。
 だから、借入金で相続対策を考えるときには、固定金利で計算して、採算を検討してみてください。空室率も厳しめに(例えば20%)計算しても採算が合うかどうか検討してみてください。
 最も重要なのが立地です。駅至近の物件ならば、空室率はもっと低くても大丈夫だと思います。しかし、バス便のところは、普通の賃貸物件では厳しい条件になると思います。

 具体的に考える
 遺産分割と相続税の関係
 
【事例】 
相続財産と相続人は以下のとおりです。
○自宅 評価額1億円
○現預金2,000万円
○相続人3人(配偶者と長男、次男)
○二男が父母と同居。長男は狛江にマイホームを建てて居住。
相続税は、相続の仕方(相続財産の分け方)で、相続税額が変わります。

@配偶者が全て相続すれば
【事例】では、相続税はかかりません。
 小規模宅地等の評価減により、自宅の土地の評価が80%下がり、その上、配偶者の税額軽減の制度もありますから、配偶者が相続した場合には、相続税がかからないケースがほとんどです。 
 この点については、皆様、よくご存じでいらっしゃいます。だから、
「今回、母が全部を相続してしまうと、次の相続税が心配です。次の相続のことも考え合わせて、相続税の負担が軽くなるように分けたいのですが」とのご意向を伺うことが多く、その場合には、二次相続の試算もした上で、相続人の皆様が、今回の遺産分割を考えることができるようにお手伝いさせていただいています。

Aでも二次相続が心配です
 上記@で相続した財産がそのまま残っていたとして考えてみます。
 相続税額を大きく左右するポイントは、小規模宅地等の特例が使えるか否かにかかっています。
○小規模宅地等の特例が使える場合
  ⇒相続税額    0円
○小規模宅地等の特例が使えない場合
  ⇒相続税額 1,160万円

 上記の違いは、小規模宅地等の特例を使ったか、使わなかったかの違いです。小規模宅地等の特例が使えれば、1億円の自宅敷地の評価額が2,000万円に下がります。結果として相続税額が1,160万円も違ってしまうのです。

Bだから一次相続の遺産分割が大切です
一次相続(父親の相続)のときに、二次相続(母親の相続)のことも考えて、子が土地を相続するようにしておけばよいのではないかとのお考えもあるかと思います。
 確かに、その子が、介護も含めて母親の面倒を見てくれるというのであれば、その子に相続させるという選択肢はおおいにあると思います。ただし、その場合であっても、全部をその子に相続させるというのは賛成できません。何故かと言いますと、将来は分からないからです。年齢の順に相続が起きるとは限りません。
 もしも、お母様よりも先に息子さんに相続が発生したりしたら、息子さんの財産はお嫁さんとその子(お母様から見たらお孫さん)が相続することになります。お孫さんがいない場合には、ゆくゆくはお嫁さんの兄弟姉妹が相続することになります。このことをご心配されるご親族の方々が多いのも頷けることではあります。特に、代々受け継がれてきた財産であれば尚更です。
 では、どうしたらよいのでしょうか。
 例えば、お母様1/2と同居のお子さんが1/2の共有で相続するというのも一考です。
共有割合は二次相続の試算等を考慮して決めてもよいと思います。
 ふつうは共有相続は避けた方が良いのですが、母親と子の共有はその例外で、お母様の今後の生活の安心のために必要な方法の一つと考えていただくとよいと思います。
  
C「同居の親族が相続する」が原則です
 同居の親族(二男)がいるので、母親の相続に当たっては、二男が相続する場合だけ、小規模宅地等の特例を使うことができます。ですから、
@二男が自宅不動産を相続し、現預金は長男が相続した場合⇒相続税0円
A長男と二男で全部1/2ずつ相続した場合
 ⇒相続税 二人で470万円

 Aの場合、1/2ずつ相続する場合であっても、遺産分割の仕方を工夫することで、相続税がかからないようにすることも可能です。
 相続人の皆様で話し合いができる円満相続が、一番の相続税対策だと思います。
posted by 小出 絹恵 at 14:57 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月18日

遺言を書く

遺言を書こうか・・・、
遺言を書いておいた方がよいのかしら?

先日行ったセミナーが満席になり、
隣の会場もあわてて押さえ、
2つの会場をつなげて行ったセミナーでした。

「それだけ、関心をもっている人が多いということですね」
と、アンケートに書いて下さった方がいらして、
本当に、そのとおり、と思います。

ただ、いざ、遺言を書こうとすると、
どこから手をつけたらよいのか分からないという人が多いのでしょうね。

だから、今回のセミナーでは、
遺言の見本を2つ、差し上げました。

ひとつのきっかけとして、書いてみて、
また書き直して・・・
というのも良いと思います。
 とくに、自筆証書遺言の場合は。
posted by 小出 絹恵 at 09:42 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月17日

相続トラブルは、遺産の額に関係ありません

相続トラブルは、遺産の額に関係ありません

「うちは、財産といえるほどのものはないから、もめる心配もないさ」
「100歳まで生きるつもりだから、まだまだ先のこと」
「うちの家族に限って・・・」

確かに、ご両親のどちらかがご存命のうちは、
相続トラブルは比較的起きにくいと思います。

でも、ご両親ともにお亡くなりになると
トラブルになる割合が増えるようです。

相続人の皆様の話し合いで遺産分割がまとまれば、
よいのですが・・・。

相続税がかかる相続の場合には、
皆さん、税金が安くなることについては、
利害が一致しますので、

ある意味、税金を相続人皆様の共通の敵、
と見なすことで、相続人がまとまれるようです。

敵を外部においた方が
みんながまとまれます。

相続税が安くなるように、という視点を織り込みながら
話し合いを進めていくことで、
比較的円満に遺産分割が進みます。

しかし、相続税がかからない場合には、
相続税を共通の敵にするわけにはいきません。

裁判所のデータを見ると、
相続トラブルが、決して一部の資産家だけの問題ではないことが分かります。

相続トラブルのうち、3割が、遺産額1,000万円以下ですし、
遺産額5,000万円以下で3/4を占めています。

財産の多寡に関係なく、
相続トラブルが起きていることが分かります。
タグ:相続対策
posted by 小出 絹恵 at 21:43 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月12日

遺言とエンディングノートの書き方セミナーを開催致しました。

遺言とエンディングノートの書き方セミナーを開催致しました。
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posted by 小出 絹恵 at 00:00 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2013年07月09日

遺産分割は「法定相続分」と決まっているわけではありません

遺産分割は、法定相続分でなければいけない
というわけではありません

相続が起きますと、
お亡くなりになられた方(被相続人)の財産は
配偶者やお子さん方(相続人)に引き継がれます。

民法では相続分が決まっています(法定相続分)が、
相続人全員で合意すれば
「法定相続分」と異なる分割をすることもできます。

遺産分割協議書にもとづく合意です。

遺言書があれば、
遺言書に書かれた内容が優先されます。
遺言による指定相続分が最優先です。

ただ、遺言書の中には、
「どうやって、相続税を払うのですか?」
     と心配になる場合や、
小規模宅地等の特例が使えないような財産の指定の仕方
        だったりすることもあります。
二次相続の税負担が多額になることが予想されることもあります。

そういうときは、
遺言者の真意を汲み取りながら、
相続人の皆様全員で、分割の方法を変える場合もあります。

それができるのは、
相続人の皆さまが円満で話し合いができる状況にあるからです。

話し合いもできず、
遺言もないという場合には、
財産の分け方が決まっていない状態、
これを未分割と言いますが、

相続税の申告期限が来ても分割がまとまらなけば、
未分割のまま、申告をしなければなりません。

未分割のままでの申告ですと、
小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減の規定が使えません。

不動産の多い人、
相続財産の多い人は特にその影響が大きく
納税額も多額になります。

未分割による相続税の申告には、そういう不利益があります。

救済措置もありまして、
相続申告期限から3年以内に分割がされた場合には、
更正の請求をすれば、特例が適用できることになっています。

そうはいっても、小規模宅地等の特例は、
配偶者以外であれば、
居住継続要件や事業継続要件が条件となっているので、
もめた場合には、継続条件を満たさないことになる場合もあるかと思います。

揉めないことにこしたことはありません。

そういう意味でも、遺言書の持つ意味は
とても大きいといえます。
posted by 小出 絹恵 at 22:22 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年12月18日

平成23年度分の相続税の申告状況が国税庁から発表されました。

平成23年分の相続税の申告の状況について
平成23年中(平成23年1月1日〜平成23年12月31日)に
亡くなった人の相続税の申告の状況が国税庁から発表されました。

1 被相続人数
被相続人数(死亡者数)は約125万人(前年約120万人)、
このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約5万1千人(前年約5万人)で、
課税割合は4.1%(前年4.2%)となっており、
前年より0.1ポイント低下しました。

2 課税価格
課税価格は10兆7,299億円(前年10兆4,580億円)で、
被相続人1人当たりでは90万円減少して、
2億872万円(前年2億962万円)
となっています。

3 税額
税額は1兆2,520億円(前年1兆1,754億円)で、
被相続人1人当たりでは79万円増加して
2,435万円(前年2,356万円)となっています。

4 相続財産の金額の構成比
相続財産の金額の構成比は、
土地46.0%(前年48.3%)、
現金・預貯金等24.2%(前年23.3%)、
有価証券13.0%(前年12.1%)の順となっています。
現金・預貯金等の割合は平成に入ってから
最高の割合となっていますが、
一方、土地の占める割合は、昭和35年以降では最低となっています。


平成23年分の相続税の申告の状況について(国税庁HPへのリンク)
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2012/sozoku_shinkoku/index.htm
posted by 小出 絹恵 at 09:06 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年11月29日

「おしどり贈与」って良いネーミングですね。

 「妻に2千万円を贈与しても贈与税はかからないのですよね?」
と、聞かれることがあります。

「贈与税の配偶者控除の特例」のことですね。
”おしどり贈与”と言ったりもしますが、良いネーミングだと思います。

これは、婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、
居住用不動産(共有持分)の贈与を受けたり、
居住用不動産を取得するための資金の贈与を受けた場合には、
贈与税の基礎控除110万円のほかに最高2,000万円まで、
合計で2,110万円まで、贈与税がかからないという贈与税の配偶者控除の特例です。

● 贈与する財産は?
@居住用不動産か、
A居住用不動産を取得するための資金に限られます。

マイホームにお住まいであれば、
その自宅の敷地や建物の一部(共有持分)を配偶者に贈与することが一般的です。

新たにマイホームを購入する場合や、買い替える場合であれば、
購入資金の一部を妻に贈与して、購入当初から妻との共有名義で自宅を取得する方法もあります。

●注意点は?
(1) 夫婦の婚姻期間が20年を過ぎた後に贈与が行われたこと
(2) 配偶者から贈与された財産が、自分が住むための居住用不動産であること
  又は居住用不動産を取得するための金銭であること
(3) 贈与を受けた年の翌年3月15日までに、贈与により取得した国内の居住用不動産
  又は贈与を受けた金銭で取得した国内の居住用不動産に、贈与を受けた者が現実に住んでおり、
  その後も引き続き住む見込みであること
(4)同じ配偶者からの贈与については一生に一度しか適用を受けることができません。
   ・・・→ということは、
   婚姻20年以上でこの特例を受けた妻が、何らかの事情で別の人と再婚して、
   再婚した相手との婚姻期間がまた20年以上になったら、
   その再婚相手からまた、この贈与を受けることができる・・・ということになります。
     ・・・かなりこの長い話ではありますが・・・・。

●適用を受けるための手続
 次の書類を添付して、贈与を受けた翌年の2月1日〜3月15日の間に
 贈与税の申告をすることが必要です。

(1) 財産の贈与を受けた日から10日を経過した日以後に作成された戸籍謄本又は抄本
(2) 財産の贈与を受けた日から10日を経過した日以後に作成された戸籍の附票の写し
(3) 居住用不動産の登記事項証明書
(4) その居住用不動産に住んだ日以後に作成された住民票の写し
 ただし、戸籍の附票の写しに記載されている住所が居住用不動産の所在場所である場合には、
 住民票の写しの添付は不要です。
posted by 小出 絹恵 at 19:14 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年03月12日

セミナーは盛況

昨日届いた「北沢法人会報」に
2月22日の相続セミナーの記事が掲載されました。

世田谷信用金庫船橋支店会議室でのセミナーは
定員50名のところを67名の参加をいただいて
開催されました。

法人会の会員だけではなく、
地元商店会の皆様の参加もえて
会場いっぱいの皆様にご好評をいただきました。

皆様の真剣な目と耳と熱気に
お話をさせていただく私も力が入り、
つい、本には書けない内容も、
事例に盛り込んでお話させていただきました。

事例は分かりやすいですし、
皆様も聞いていてイメージしやすいので、
頭に残るというメリットがあると思います。

北沢タウンホールで
4月26日に「円満な相続と遺言」のセミナーを開きますので、
よろしかったら、お越しください。
posted by 小出 絹恵 at 12:21 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年03月06日

遺族年金がもらえない!ということにならないために

遺族年金の受給資格の一つに、
その遺族年金を受給するご遺族の収入要件があります。

たとえば、
ご主人がお亡くなりになって、奥様が遺族年金を受給しようとした場合、

奥様の年収が850万円を超えていると
遺族年金を受け取ることができなくなってしまいます。

基本は前年の年収で判断するということですが、
「年収850万円以上を将来にわたって得られない人」をいうので、

ご主人が亡くなった年に、
相続税の支払いのために土地や株式を売却して申告をした場合には、
その年だけ年収850万円以上となってしまうことも起こりえます。

土地の売却により譲渡収入3,000万円があったとしたら、
瞬間風速のような所得で遺族年金の受給資格を判断され、
遺族年金がうけられなくなってしまうというのです。

翌年以降の収入の激減は考慮されないというのですから、
単に「かわいそう」というのでは済まされない気がします。

この辺りも、
税理士のアドバイスが必要ですね。
posted by 小出 絹恵 at 17:24 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年01月17日

配偶者に自宅の共有持分を非課税で贈与する

まず、公図と登記簿謄本をとって
贈与したいと考えておられるご自宅の
所有権、面積、土地建物の状況を確認します。

個人の建物であっても
区分所有建物の敷地権になって場合もあります。

木造の建物でも、
居宅部分と賃貸部分とを分けて
マンションのように
区分所有登記がされていることもあるのです。

現地の確認も大切です。

登記と実際の利用状況が違っていることもあります。

ご自宅と賃貸用との併用住宅の場合には
居住用部分だけが対象となります。

居住用に寄せて計算することができます。

居住用不動産を非課税で贈与できる限度は2,000万円ですが、
別途110万円の非課税枠がありますから、
合わせて2,110万円を非課税で贈与することができます。

ただし、奥様が専業主婦でご自分の現預金をお持ちでない場合には、
登記費用の負担も考慮して、
贈与する共有持分の割合を決めると良いと思います。
posted by 小出 絹恵 at 09:50 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年01月16日

痴呆になったら

もし、痴呆になってしまったら…。

遺言書も書けませんし、
もちろん、遺言書を書き直すこともできません。

一生懸命に介護してくれた子供には
遺産を多く残したい。

その想いを遺言書に残したい、
と思っていても、

痴呆と診断されてしまったら、
それも叶いません。

何事も意思確認ができるうちです。

成年後見制度ができてからは、
痴呆はいろいろな場面で
関わってくるようになりました。

後で
「こんなはずではなかった」
ということのないような遺言書を
作っておきたいですね。

ご相談いただけたら
お手伝いさせていただきます。
posted by 小出 絹恵 at 09:15 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年01月13日

遺言書に想いを込めるには

成年後見人をやっていると、
様々な場面に出会います。

一生懸命介護した人が
先にいってしまうことも…。

遺言書で○○に遺贈する
と書いても

先になくなってしまったら
自動的にその人の子供に
遺贈が引き継がれるわけではありません

遺言書は
そういうことも考えて
書く必要があります。
posted by 小出 絹恵 at 10:38 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年01月12日

財産のある無しではない、遺言作成

遺言書

以前ならば、

遺言書は財産のある人が作るもの

という感じがあったかもしれませんが、

今は、

配偶者への心遣いや思い遣りという

想いを見える形にするために

遺言書を作成される方も

見受けられるようになっていると思います。

公正証書遺言の敷居が高いと思われる場合には、

自筆証書遺言を作成してみるのも

第一歩かと思います。
posted by 小出 絹恵 at 10:44 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2012年01月11日

外国に居住の相続人

相続人の一人が外国に居住している
いう事例が増えています。

遺言書があれば別ですが、
遺言書がない場合には、
遺産を分けるために、
遺産分割協議書を作成しなければなりません。

日本ではこれに実印を押して印鑑証明書を添付します。

しかし、アメリカにはこの制度が無いため、
印鑑証明に代わるものとして、
サイン証明を添付します。
相続手続きは思わぬところで時間がかかります。

早め早めの対応が求められます。
posted by 小出 絹恵 at 09:19 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2011年10月18日

セミナーを開きます

資産家の皆様
セミナーを開催致します。

平成23年12月1日(木)
午後2時〜4時
北沢タウンホール(世田谷区の下北沢です) 
  12階スカイサロンにて

不動産賃貸をなさっている資産家の皆様を対象に
下記の内容でセミナーを開催させていただきます。

◎大増税時代の賃貸経営と相続対策
所得税の増税
相続税の増税
空室対策
管理会社の活用
◎「子供は平等」と親は言うけれど・・・
財産をどう分ける?
その維持管理は誰がする?
◎公正証書遺言
作成した方が良い場合と注意点
◎成年後見制度と相続

といった内容でお話させていただきます。

10月4日の経営セミナーもおかげさまで大変講評でした。
その際に、不動産賃貸業をやっているような
資産家向けのセミナーを開催してほしいという
お話をいただきましたので、企画させていただきました。

個別相談会も致します。
どうぞ、お気軽にご参加ください。

お申込みは、下記までお電話下さい。
 電話 03−5486−9586
 小出絹恵税理士事務所 担当:山下 まで
posted by 小出 絹恵 at 12:18 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2011年02月07日

マイホーム資金の贈与。相続時精算課税は?

マイホームの取得に際して
ご両親様から資金援助を受けた場合

相続時精算課税とは異なる、
贈与税が非課税になる特例が設けられています。

期間は
平成22年1月1日から平成23年12月31日まで

父母や祖父母などの直系尊属から

20歳以上の子や孫が、

贈与を受けた年の翌年3月15日までに家屋の新築や購入、
一定の増改築等して、
5日までに住むか、居住の用に供することが確実に見込まれる場合

その住宅取得等資金の贈与のうち1,500万円
(住宅取得等資金の贈与を受けた年が平成23年のみである場合は、1,000万円)
までの金額について贈与税が非課税となります。

(注意点としては、贈与を受けた年の所得が2,000万円を超える場合には、この非課税の特例を適用することはできません。)

この特例とは別に、相続時精算課税も利用することができます。

例えば、平成22年中に、お父様からマイホーム取得資金として2,000万円の贈与を受けたとしたら、
今年の確定申告で、非課税1,500万円を利用し、
残りの500万円分について、
 ○相続時精算課税を使うか、
 ○通常の贈与(暦年課税)を使うかになると思います。

そこで、相続時精算課税を使った場合には、贈与税はかかりませんが、
相続の時に、500万円が相続財産に加算されることになります。

通常の贈与にした場合には、
 2,000万円ー1,500万円(非課税)=500万円
 500万円ー110万円(基礎控除額)=390万円
 390万円×20%−25万円=53万円(贈与税率は平成22年分)
 
 贈与税は53万円かかりますが、相続税はかかりません。
 これから毎年の110万円の基礎控除もつかえます。

これに対して、
相続時精算課税を使った場合には、
以後の贈与は全て相続時精算課税の適用となり、
110万円の基礎控除も使えなくなります。

相続時精算課税の利用には、
贈与者の財産や
相続税率と贈与税率の兼ね合い、
他の相続人との関係等
考慮すべきことが多々あります。
posted by 小出 絹恵 at 16:36 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2011年02月03日

病室で公正証書遺言を作成しました

毎年、不動産所得の確定申告をさせていただいているお客様から
突然のお電話!!

「ちょっとご相談がしたいので、お時間をとっていただけませんか?」

1本の電話に始まった今回の公正証書遺言の作成は、
お話があってから、1週間で完了となりました。

公正証書遺言の作成は、
入院しておられる病院の面会室で行われました。

事前にお客様のご意向を確認させていただき、
遺言書の案分を作成⇒確認
不動産は登記情報を確認して念には念を入れます。

公正証書遺言の良いところは、
遺言書があれば、
不動産登記ができることです。

それだけに、
遺言書に記載する不動産の表記は正確でなければなりません。
登記情報を確認し、
最新の登記簿に基づいて作成します。

公正証書で作っておけば、
いざというときでも、
公証人役場に原本が保管されていますから安心です。

もちろん、正本と謄本がお手元に渡されますから、
それを保存しておかれれば、
結果として、公証人役場にある原本は
使わないですみますけれど・・・。

今回は、とりあえず奥様の分を作成しましたが、
退院して落ち着いたら、
次回は、ご主人様の方の遺言書の作成になるのではないか
と思います。

私は、基本的に、ご夫婦がお互いに、
遺言書を書き合うのが良いのでは?と思っています。
posted by 小出 絹恵 at 20:47 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2010年02月02日

遺産分割協議書は作っておいてくださいね囹

子供の居ないご夫婦は
ぜひ遺言書を作成しておいてくださいぴかぴか(新しい)

とお話しさせていただきましたが、

遺言書がないままに、
不幸にも相続が起こってしまったら、
必ず遺産分割協議書を作ってくださいね。

遺産分割協議書を作って、
相続人全員の実印を押印していただき、
相続登記を済ませてくださいね。

借地人の方は、
特に 注意してくださいね。

土地の登記はいらないからと

遺産分割協議書を作成しないままにしないでくださいね。

地主さんは了解してくれて、
借地契約書は新しく結び直していても、

何年もたってから、
遺産分割協議が行われていなかったと紛争になって、
借地を売って分けなければならなくなったという話を聞きました。

その時に面倒なことは、
後からしようとすると、
もっと面倒になりますexclamation×2

必要とあれば、お手伝いも致します。

相続手続きは絶対に必要です。

必ずしなければならないことですから、
早めにやっておきましょうねわーい(嬉しい顔)
posted by 小出 絹恵 at 13:48 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2010年01月29日

お子さんの居ない方は必ず遺言書を囹

お子さんのいらっしゃらないるご夫妻は
是非、遺言書を書いておいてくださいねexclamation×2

ご主人に不幸にも先立たれた時に
(相続が起きた時に、)

普段はあまり付き合いのないようなご主人の兄弟姉妹に
ハンコを貰わないと
自分の住んでいる住宅を
自分の名義に登記することができません。

ご主人の兄弟姉妹に
もし、もらえるものなら貰いたい
なーんて言われたら
ターイヘンです。


私がこう申し上げると、

大丈夫ですよわーい(嬉しい顔)
私の兄弟にそんな不届きな者はいませんから
と言われます。

奥様は、
ご主人にそう言われてしまうと、
なかなかそれ以上は言えなくて…

相続が起きて…


えっexclamation×2

お父様に先妻さんがいらしたexclamation&question

母親違いの兄弟がいたexclamation&question

ということが実際にありました。

失踪宣告までせざるを得なかったこともありました。

相続税が心配な程の財産はないから とか

私の身内にそんな変な人間はいないから とか

そんなこと言わないで、

必ず遺言書を作っておいてください。

お子さまの居ないご夫婦の
伴侶に残せる
最後の大切な思い遣りです。
posted by 小出 絹恵 at 22:59 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年06月03日

相続問題 悪人は存在するか?

事務所に定期的に送信されてくるファックスの中に、
不動産鑑定士さんからのものがあります。

その中に、
「専門家が相続の相談を受ける時に、
揉めている関係者同士の人々と同席してお話を聞くことは、
まず、ありません。」
という文章がありました。

当事者の一方からのみ話を聞くから、
揉めている相手方は(想像上の悪い人)は、
どんどんと悪い人になっていってしまう
ことになるのだと思います。

疑心暗鬼もあります。
腹を割った話し合いがなかなかできない・・・

でも、税金を共通の敵にすると
話し合いはスムーズに進みます。

言葉はちょっと物騒ですが、
税金を安くするということでは、
相続人全員の利害が一致するので、
話がまとまりやすいのです。

そのおかげで、
「弁護士を立てて争う!」
と言っていた相続人の双方を、
別々に事務所にお呼びして、話をお聞きして、
結果として、遺産分割ができた事案もあります。

幸いに、相続人全員にお目にかかれる相続税の申告であれば、
遺産分割もでき、スムーズな申告ができています。

未分割で申告した事案は、
ご自分で相続税の申告をするつもりでいらした相続人の方が、
申告期限間近になり、慌てて事務所に飛び込んで見えた事案で、
「未分割でお願いします。」と言われた事案だけでした。

しかし、近年、遺留分の減殺請求の事案を
扱うことが増えてきています。

弁護士さんからご紹介いただいて行う相続税の申告
の場合には、トラブルを抱えて案件が多いのは当然で、
それだけ減殺請求のリスクも高くなります。

減殺請求を起こす側、起こされる側
それぞれ言い分はあるのでしょうが、
そうなる前の対応を!!

そのために、事業承継からみですが、
遺留分に関する法律ができました。
posted by 小出 絹恵 at 18:01 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年10月16日

遺産分割協議が整いそうです。!(^^)!

本日、遺産分割協議がまとまりました。

10日のことでしたが、
遺産分割がどうしてもまとまらまいので、
私の意見が聞きたいと、
事務所にお見えになった相続人とその配偶者の方々、

私の提案を参考にして皆様で話し合った結果、
ほぼまとまったということで、
本日、再度事務所にお見えになりました。

今日の話し合いで、すべて遺産の分割ができました。

相続税の納税資金も考えてりの遺産分割です。

アパートの相続には、その借入金、預り敷金等、
アパートに関連する債務も承継していただくように
提案させていただいております。

”かゆい所に手が届く”
細かいところまで注意と心を配った助言ができるのが、
税理士の真骨頂だと思います。

次回は、押印です。

相続手続きの必要な書類もできるだけお持ちいただいて、
一緒に手続きをすると楽ですよ、と話しました。

土地の評価だけで14、
そのほとんどの土地が不整形地!!

かなりシンドイ作業でしたが、
頑張ったかいがありました。

相続人の皆様の笑顔を拝見すると、
どなたもそうでしょうが、私も嬉しいです。
posted by 小出 絹恵 at 14:17 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年10月01日

遺産分割協議

午前中は、事務所で、
遺産分割の話し合いでした。

相続人全員と
その配偶者の皆様がお集まりになり、

財産をどのように分けるかについて、

私の意見が聞きたいと、
事務所にお見えになりました。

税理士が相続税の申告をするためには、
遺産分割は避けて通れません。

ですから、
遺産分割の話し合いにも
同席することが多くなります。

その場合には、
相続人の皆様が合意にいたるサポートをし、

(「こう分割したら、相続税はこうなります。」 
 「分割をこう変えたら、相続税はこのようになります。」
   という感じで、
 遺産分割によって相続税負担がどうなるかをシュミレーション
 しながら、
  納税資金のことも考えらがら協議します。)

そのために、遺産分割協議書を作成して差し上げるこも
多くなります。

(ただし、遺産分割協議のための報酬はいただきませんよ。)

遺産分割が決まらないと、
相続税の軽減が使えなくて
結果的に相続税が高くなるのです。

公平な第三者の目で見て、
どう思うか?

と意見を求められることもあります。

今回の相続が、
まさにそれでした。

多分、上手くまとまると思います。
posted by 小出 絹恵 at 12:57 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年09月14日

来年の相続税改正は囹

来年の相続税改正では、

多くの一般の相続人にとっては、

相続税の増税と、

相続税申告者の増加

になると思います。

相続税の申告が増えることは間違いないでしょう。

そうなったら、

去年までなら、税金がかからなかったのに…

という人が増えることになると思います。

同族会社株式については、

相続税の納税猶予制度ができることになっていて、

同族会社の株式の
相続税評価額が高い
社長さんや後継者にとっては、

福音になると思いますが、
手放しでは喜べない改正になりそうです。
posted by 小出 絹恵 at 11:25 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年09月01日

土地の評価を下げる!

土地の評価の仕方には、
 路線価方式と倍率方式とがあります。

路線価方式とは、
 評価したい土地が面している道路の
 路線価図(住宅地図の道路に路線価が書いてあるもの)を
 見て、路線価を求め、土地の評価額を求めるものです。
  路線価 × 土地の面積 = 土地の評価額


しかし、
単純に路線価に土地の面積を乗ずればよい
というものではありません。

間口狭小奥行き長大
不整形地
無道路地
がけ地
私道
要セットバック部分
小規模宅地
貸家建付地
    等

評価を減額する方法が沢山あります。

それを駆使して評価を下げることで、
相続税を大幅に安くすることができます。

1筆の土地をいくつにも分けて評価する
ことも少なくありません。

相続税は“税理士による違い”が出やすい申告
と言えると思います。
posted by 小出 絹恵 at 18:32 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年05月02日

相続人でない人に財産をあげたい!!

○相続人でない人に財産を相続させたい!

相続人でない人に、自分が死んだ後、自分の財産を一部でも
譲りたい(これを遺贈と言います)と思ったら、
遺言書を書いておく必要があります。


○相続と遺贈
相続人でない人に遺言書を書く場合

財産を承継する人が相続人でない場合には、
その財産の承継は「相続」ではなく、「遺贈」となります。
遺贈は、相続を原因とした贈与です。
従って、遺言書を書く場合にも、
「相続させる」という文言は使わず、
「遺贈する」と書きます。


○遺贈の場合の相続税

遺贈は贈与の一種なのですが、
税金は贈与税ではなくて相続税がかかります。

ただし、それが相続人に対するものと違うのは、
税金は2割増になることです。


○贈与税がかからない金額は?
贈与税の基礎控除額は110万円ですので、
1年間(暦年1月1日〜12月31日)に個人が受けた贈与の総額が
110万円以下であれば、贈与税はかかりません。

年間110万円というのは、
贈与を受けた人の1年間の合計額です。
贈与をした人毎に110万円ずつではありません。
複数の人から贈与を受けていた場合には、
その合計額で判断します。

○贈与税額は?
基礎控除後の金額が
200万円以下  ×10%
300万円以下  ×15%ー10万円
400万円以下  ×20%ー25万円
600万円以下  ×30%ー65万円
1,000万円以下 ×40%ー125万円
1,000万円超  ×50%ー225万円

(例)
祖父から現金300万円の贈与を受けた場合
300万円ー110万円=190万円(基礎控除後)
190万円×15%ー10万円=185,000円(贈与税)
posted by 小出 絹恵 at 15:15 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年01月30日

相続登記は?

相続が起きると、遺言者がない場合には、

被相続人の所有していた不動産や、
預貯金、その他の財産や債務を
誰が相続するかについて、
相続人全員で話し合って決めます。
   これが遺産分割協議です。

そして、その話し合った結果を書面にします。
 これが遺産分割協議書です。

その遺産分割協議書に基づいて、
不動産の登記をすることになります。

稀にではありますが、
その相続登記をしないままにしておかれる方がおられます。

たとえば、お祖父様が所有しておられた土地の相続登記を
しないでいるうちに、お父様の相続が起きてしまった
  といった場合 ・・・???

お父様の相続登記をするためには、
まず、お祖父様の相続登記をする必要があります。
その後で、やっとお父様の相続登記をすることができるのです。

相続登記は省略できないのです。
posted by 小出 絹恵 at 15:21 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2007年12月14日

相続が起きたら

身内に不幸があったら、・・・。

自分の両親の相続に、配偶者の両親の相続。
高齢化社会になったとはいえ、
必ず誰にも訪れるものです。

相続が起きたら、

1.葬儀の手配
2.死亡届の提出

それから、以下のことを順次行います。

・遺言書有無の確認
・相続財産の調査
・債務の把握
・相続の放棄、限定承認がある場合は家庭裁判所に申述
・所得税の準確定申告
・遺産分割協議書の作成
・生命保険、損害保険の請求
・死亡退職金の請求
・預貯金名義変更
・不動産名義変更
・相続税申告書の作成
・公的年金、健康保険の請求

手続そのものは、それぞれの窓口に出かけて行って
行わなければならないことが多く手間暇がかかり大変です。

せめて、二度手間にならないように、
ネットや電話で事前に必要書類を確認してから、
でかけるようにしましょう。

書類だけでも取り寄せて、
必要書類をを
posted by 小出 絹恵 at 20:14 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2007年10月16日

相続が起きたら

相続が起きたら、皆様 どうされますか?

大切な身内に不幸があったときは、
多分、しばらくの間は何も手がつかず、
身内の中のどなたかが、
頑張って事務的な手続を進められるのだと思います。

事務的な手続って・・・???

まずはお葬式の事
葬儀社はどこに頼もうか・・・?

葬儀社が決まれば、
葬儀にかかるたいていのことは
葬儀社が手配してくれます。
問題は、ご葬儀の規模と費用ですよね。

ところで、葬儀も終わり、
一段落すると、
遺産の分割のことも話題にせざるをえなくなりますよね。
それと同時に相続税がかかるのかどうかも気になるところです。

先日 ご相談に見えた方は、
相続税の申告をして、相続税も納税したようなのですが、
申告書も見ていなくて、
その上、支払った報酬が360万円
遺産の額が1億8千万円だったようですので、
遺産の額の2%の計算になります。

べらぼうな額(高い!!)を思うのですが、
その相手というのが、行政書士だというのですから
またまた驚きです。

その行政書士の人は、
司法書士に頼めば、報酬は5百万円
弁護士に頼めば1千万円かかるから
自分の報酬は安いと言ったそうです。

しかし・・・???
相続税の申告なら、
まずは、誰よりも「税理士」に頼むのではないかと
私は思うのですが、
普段、士業と縁のない一般の人達にしてみたら、
そういうすらも知らない ということなのかもしれませんね。

税理士に頼んだら、その半分以下の報酬で、
あらゆる税金の軽減を図った申告書を作るはずです。

私が、ざっと計算しただけでも、
240万円の税金が安くなるはずでした。

最初に誰と ご縁を結ぶか・・・
それが、縁というものなのでしょうか。




遺産はどう分けようか?
税金はかかるのだろうか?
posted by 小出 絹恵 at 19:23 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2007年09月07日

公正証書遺言も万能ではありません!

公正証書遺言が有れば大丈夫、これで安心!
だと思いますよね。

ところが、相続手続きに、
相続人全員の押印を求められるものがあります。
銀行預金もその一つです。
銀行も相続争いに巻き込まれたくないのですね。
相続人全員に押印してもらえば、
とりあえず、そのリスクは避けられるというわけです。
公正証書遺言が有るからと言って、万能ではないのです。
posted by 小出 絹恵 at 19:42 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2007年08月15日

子供のいないご夫婦は遺言書を!

“遺留分を侵害してはなら
ない”というと、
遺留分は絶対のようですが、
遺留分を侵害した遺言書であっても、
相続人からクレームがでなければOKなのです。

それと、遺留分が認められているのは、
相続人の中でも、子供と配偶者、親までであって、
兄弟姉妹に遺留分はありません。

ですから、子供の居ないご夫婦であれば、
互いに遺言書を書いておかれることをお勧めしています。

配偶者に全財産を相続させるという遺言書を書いても、
子供がなく、親が二人ともすでに亡くなっている場合には、
相続人は配偶者と被相続人(亡くなった方)のご兄弟姉妹になります。
兄弟姉妹には遺留分がありませんから、
配偶者に全財産を相続させるという遺言書を書いても、
どこからもクレームはつけられないのです。
posted by 小出 絹恵 at 13:09 | 相続・贈与・遺言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。
税理士 小出絹恵     税理士・行政書士・円満相続遺言支援士
     小出 絹恵

     TEL:03−5486−9686

   幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
   女医さんでした)の顔を見ただけで、
   安心して病気が治ったような
   そんな体験が懐かしく思い出されます。
   私は皆様のそういう主治医になれたらと
   願っています。

●申告の際には必ず専門家にご相談ください。
過去ログ
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FAX:03-5486-9596

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