2010年11月30日

折れない! やれることをやる! 11月12月合併号

 本「潰れてたまるか!」から  
 今月は「潰れてたまるか!」(注)という本から、
2つの会社の実例をご紹介させていただきます。

 書名のとおり、崖っぷちに立たされた社長様が、
どのようにして経営危機を乗り超えたのか。
その社長様の言葉にはやはり説得力があります。
きっと皆様の経営のお力になるのではないかと思います。

  今の日本に足りないのは    
      ハングリーさだ!

   
<コーリン色鉛筆 井口英明社長>
「なんでもいいから、生きるための何がしかの行動を起こしなさい」
 嘆いたり、愚痴ったりしている暇があったら、
何か行動を起こせというのです。

 井口社長は、1997年に倒産したコーリン鉛筆株式会社の一社員でした。
会社倒産後もタイで操業を続けた井口氏は、
2009年9月に、日本で株式会社コーリン色鉛筆を設立し、見
事復活を遂げられたのです。氏は1966年生まれ、44歳です。

 タイに住む井口氏から見たら、
日本人がハングリー精神に欠けると見えるのでしょう。
日本国内に居る私たちも、それは何となく感じてはいます。
「今の若者は覇気がない」
「やる気があるのかないのか分からない」などと言って、
若者のハングリー精神の無さを嘆いたりしています。
 しかし、果たして大人達はどうなのでしょうか。
いつの間にか国内だけを見てはいないでしょうか。
居心地のよい日本で、現状に甘んじているうちに、
“ガラパゴス”や“ゆでガエル”になってしまっているかもしれません。

  バブル崩壊よりも        
     量販店進出が脅威
    
<株式会社ヤマグチ 山口勉社長>
 町田市で電気店を営むヤマグチは、「粗利重視の高売り」で
家電量販店激戦区の町田で粗利35%を達成しています。
メディアにも度々登場していますので、
ご存知の方もおられるのではないかと思います。

 山口社長は、バブル崩壊での売上ダウンは気にしなかったが、
家電量販店の進出には「外的環境の変化」に
切実な厳しさを感じたと述懐されています。

 氏が「家電量販店のような“規模の利益”もなく、
パパママショップのような融通もきかない、まったく中途半端な規模の店だった」
というヤマグチにとって、薄利多売は望むべきもなく、
かといって従業員に手をつけるような
経費節減もできなかった山口氏はやむなく、
「手厚いサービスを重視して、あえて“高売り”にする経営は成り立たないか」
との考えに思い至ったようです。

 そのために、顧客を従来の1/3に絞り込み、
その顧客を「購入頻度と累計購入額とで分類し」
第一に購入頻度を増やすことを目標にかかげ、
次に累計購入額の多いお客様を増やすことを目標に訪問営業を行ったのです。

 さらに、従来の「売上高目標」を「粗利目標」に変え、
計画も実績評価も「粗利基準」に変更したそうです。
 ヤマグチでは「日次決算」を営業マンに課しています。

それは「日々の成果がはっきり見えれば、
営業マンも目標設定が明確となり、
モチベーションも維持しやすくなるから」だそうですが、

月次決算のできていない会社も多い中で、
営業マンに日次決算をさせるというのは、ものすごいことだと思います。

 粗利重視の経営が成り立っている秘密が
従業員のお客様対応にあることはもちろんです。

「お客様の期待を超えるサービスをしよう」を合言葉に、
「ちょっとしたひと手間加えて
何がしかのサービスを提供するように心掛けている」のです。

「でんかのヤマグチって、こんなこともしてくれるのよ」

というお客様の口コミがいちばんの営業になっているのだそうです。

「売らんかな」ではなく、「どうしたらこの方に喜んでいただけるか」を基本に
据えてみると、何か楽しくなりませんか。
きっと違った世界が開けるような気がします。

(注)引用文献

「潰れてたまるか」影山惠子著
屋宮久光監修 轄繼}コミュニケーションズ
posted by 小出 絹恵 at 10:02 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2010年11月05日

見方を変えると楽になる!!“リフレーミング”

リフレーミングって何?
 水が半分入ったコップを見て、
 「まだ半分残っている」と考えるか、
 「もう半分し残っていない」と考えるのか。
 あなたはどちらですか。 
 
 よく「積極思考」とか、「消極思考」とか言いますが、
 “物事の見方を変える”ことを“リフレーミング(reframing)”と言います。
 リフレーミングというのは、今までの枠組みをはずして別な枠組みに入れ直すことです。

 
リフレーミングの具体例
 私がこの言葉に出会ったのは、つい最近のことです。
 お客様の会社に伺ったときに、社長様の机の上にあった「リフレーミング」と
書かれた次のような言い換え一覧を目にしたときです。
 そこには、
  気が短い・せっかち ⇒ 機敏
  自己中心的 ⇒ マイぺース
  時間にルーズ ⇒ おおらか
  消極的 ⇒ 控えめ  
  気が小さい ⇒ 気がやさしい
  臆病 ⇒ 慎重
  集中力がない ⇒ 切り替えが早い
  鈍い ⇒ 動じない
 などと、マイナスイメージの強い表現が、プラスイメージの言葉に
置き換えられているのです。

 
穏やかな人柄の秘密
 この表をご自分の机の上に置いていた社長様は、
 とても穏やかで笑みを絶やさない素敵な女性経営者です。
 
 私は、その社長の机の上にこの「リフレーミング」集を発見して、「なるほど!」と
少し納得できた気がしました。
 「どうしてこの社長様はいつもこんなに穏やかで居られるのか?」と、
本当にいつも頭の下がる思いでおりましたものですから。
 
 この社長様の笑顔の陰に、このリフレーミングもあったのかと得心しました。

 私たちは、意識すると否とに関わらず、自分の周りで起きた様々な出来事に、
 自分なりの意味づけや評価を行っています。
 
 社員や得意先、仕入先等、自分に関係する人達だけではなく、
たまたま隣に座った見ず知らずの人に対してまでも、
 「この人はきっと○○○○なのだろう。」などと勝手に推測したりしています。
 
 「色眼鏡で人を見るな!」と言いますが、人は、知らず知らずのうちに、
自分の見方(視点=自分の眼鏡)でものを見てしまっているようです。
 ものの見方や考え方にまで癖が付くものなのですね。

 ついてしまった「ものの見方」を変えてみること、
 “視点を変える”“別な言い方をしてみる”ことで、
 新たな人間関係が構築できるかもしれません。
 
リフレーミングの必要性
  ものの見方には、個人レベルの癖もあれば、日本人独特のものもあると思います。
 リフレーミングすることで、視点が開け、気付かなかった
 その人の良さを発見することもあります。
 
 人には様々な面があります。
 短所と思えることが、見方によっては長所にもなります。

 自分の尺度だけで評価して、“良い・悪い”を決めつけてしまうことは、
 もしかしたら、人間関係を狭めてしまう、とても勿体ない行為なのかもしれないのです。
 
 一面から評価を下すのではなく、
 別な視点から見てみることで、少し余裕を持って接することができるのではないかと思います。

 「なぜそういう行動をしたのか。」そのことについて聞いてみれば、
「なるほど、そういうことだったのか。」と納得できることもあるかもしれません。

 社員の言動に、自分には理解できない部分を見つけたとしても、
別な視点から見たら、それが長所になるかもしれないのです。
  
会社にとって必要な人間は?
 お客様とお話をしていると、
「最近の若者はやる気がなくて困る。」という嘆きを耳にします。
 ちょっとした事ですぐに辞めてしまう。
 長続きしない。
 辛抱が足りない・・・。
 人材に関するお悩みは、どの会社でも同様です。
 
 ところで、
  やる気がある⇒仕事ができる
  やる気がない⇒仕事ができない
 と考えがちですが、

やる気があってもやらない人間と
やる気は無いけれど与えられた仕事はきちんとやる人間とでは、
どちらが会社にとって必要な人間なのでしょうか。
 
 表面上の言葉だけに惑わされずに、視点を変えて丁寧に見て行くことで、
人材発掘に結び付くかもしれません。


TKC 小出絹恵税理士事務所
TEL:03-5486-9586 FAX:03-5486-9596
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-36-11-2F
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2010年07月30日

あきらめないで!道は開ける

2010年8月号

折れずに続けていれば不可能も可能になる
日本人初の女性旅客機機長となった
藤明里さん(42歳)の言葉です。
藤さんはパイロットになるのが夢で、
航空大学校に進みたかったそうですが、身長が
当時の基準に届かずに入学できなかったのだそうです。
普通ならそこで諦めるところですが、
藤さんは、なんとアメリカに渡って操縦士免許を
取ってから帰国し、今の航空会社に入社したというのです。
その彼女が、「これまで何千回、何万回と
くじけそうになったが、折れずに続けていけば
不可能も可能になる」と話していたのがとても印象的でした。
人は、生きてくる中でいろいろなことを
諦めて生きてきていると思うのですが、
こういうニュースを見ると、元気が出ますね。

 
今ならできる
親父バンドを作って、活動をしている
社長さん方がおられます。お孫さんがいるメンバーもいます。
皆さん、とてもお若いです。
「今さらこんなことを言うのもおかしいかも
しれないけれど、実は、いつか○○○○がしたいと思っていたんだ。」

これは、つい最近、お聞きした言葉です。
若い頃に買いたかった大型バイクを、定年になってから購入し、
ツーリングを楽しんでいる人がテレビで紹介されていました。
ピアノを習い始める人もいます。

今ならお金も時間もあるから、
若い頃あこがれていたものを手に入れたいという動機で、
購入される人も多いと聞きます。

日本人は寿命も延びていますし、心身ともに
若くなっていると思います。昔は腰の曲がった人を
見かけることもありましたが、今はそういう人は皆無です。
みなさんお若いし、おしゃれです。
 
8掛けで見たらちょうど良い
皆さん、ご自分の年齢をどのように受け止めておられますか。
多分ほとんどの皆様が、30歳になったとき、
「30歳って、もっと大人かと思った。」と
感じたのではないでしょうか。
年齢に対するイメージと、自分がその年齢に達した時に抱く感覚とは、
かなり隔たりがあるのではないかと思います。
そもそも自分の中では、子供の自分も青春時代の自分も、
みんな詰まっていてつながっているのですから。
そう変わった感覚がないのです。だから、行動も
あまり変わらないのだと思います。

そうですね。感覚的には8掛けした位がちょうど
良いのではないでしょうか。
8掛けで考えれば、60歳は48歳となります。
このくらいがご自分の感覚と違和感のない
年齢なのではないかと思いますが、如何ですか。
 
この感覚がビジネスチャンス
そうだとしたら、この元気なミドル以上の年齢層の人達を
ターゲットにしたビジネスが成り立つのではないかと思いませんか。

ミドル世代の人達が若者向けのビジネスをしようとしても
無理があります。それならば、ご自分の感覚を生かして、
自分と同じような人達のために、その人達が求めている
サービスや商品を提供したら、ビジネスになるとは思われませんか。
先日、テレビで「50歳以上の人しか入れない居酒屋」
というのが紹介されていました。
こんなに客層を絞ってやっていけるのかと言えば、
これが結構繁盛しているというのです。
同年輩で話が合う。居心地が良いと人気なのだそうです。
ご自分の今の仕事の延長線上で考えても良いと思いますし、
若い頃の夢を実現させて一石二鳥で、全く別なことに
チャレンジされるのも良いと思います。

道は開ける
 「天は自ら助くる者を助く」
大企業の景気は少し上向いてきているようですが、
その影響が中小企業に回ってくるのはまだ先のこと。
回ってくれば良いですが、回ってこないこともあるかもしれません。
ただ待っているだけではなく、
できることからとにかく行動することが大切なのだと思います。
考えているだけよりも、現場に出た方が良い。

一番の売上改善のヒントは、現場にあります。
お客様の声、現場の社員の声に、
改善と儲けのヒントが隠されています。
posted by 小出 絹恵 at 09:53 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2010年07月13日

時代とともに移り変わる 変わりながら続いていく

2010年7月号

「ゲゲゲの女房」から見えた

今、朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の人気が高いようです。
題名からも分かるように、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者
「水木しげる」一家のお話なのですが、

現在放送中の内容は、まだ芽の出ない、
貧乏神が取り付いたような漫画家の一家という状況で、
この先どのようにして人気漫画家となっていくのか
興味の湧くところであり、その辺りが人気の秘密なのかもしれません。

それはさておき、この番組を見ていて、
高度経済成長期であっても、消えていったビジネスがあったということに
改めて気付かされました。考えてみれば当たり前のことなのですが、
いつの時代でも、成長する分野があれば、衰退する分野もあり、
新しいものが出てくると、古いものの多くは消えて行く。

それが成長ということの一つの側面なのだということに、
改めて思い至ったのです。

「紙芝居か、昔見た覚えがあるなあ。」
「そういえば、貸本マンガ屋さんがあったよね。」

テレビを見ながら懐かしく思い出されるのですが、
両者ともに今は見かけなくなってしまいました。
その代わりがテレビアニメであり、レンタルビデオであるのかもしれません。

漫画の変化

みんなが貧しかった頃は、漫画本は借りて読むものだったのですが、
経済成長とともに、借りるものから買うものへと変わり、
やがてテレビアニメの時代へと移って行ったのです。

漫画は、昔は子供に有害だとして批判の的でした。
その辺りの事情も番組の中で出てきていますが、
その漫画が、今や世界へ発信される日本の有力な
コンテンツ産業になっているのですから、変われば変わったものです。

このように、漫画は成長し続け、その媒体はずっと
変化し続けてきました。紙芝居にしがみついていては
時代に取り残されてしまうのです。

生き残るために変わっていく

時代の変化に合わせて自らを変えていかなければ、
変化の荒波を乗り越えてはいけない。
これはどの業種においても言えることだと思います。

今、経営は大変ですが、昔もやはりそれなりに大変だったのです。

技術の進歩、経済成長、環境意識の変化等、
移り変わる世の中にあって、今までになかったような仕事が生まれ、
その陰で、それまでにあった仕事が失われていくのです。
変化をいち早く感じ取って、その変化に柔軟に対応して、
自らの仕事のやり方や売り方、取扱商品等を変えて
対応して行かなければ、生き残っていけないのです。

長く続いている会社は、時代の荒波を柔軟に変化して対応することで、
営業を継続してきているのです。

繊維産業、自動車産業、
コンピュータ産業、・・・劇的なドラマがたくさんあったことが
知られています。外部環境の変化に対して、その度に
対応するしかないのです。対応できなければ会社が
存続していけないのです。何も今に始まったことではありません。
 
いく川の流れは絶えずして

「いく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」です。
吉田兼好の時代から世の中は“常ならず”なのです。

今、日本全体が活力をなくし、閉塞感が充満しています。
経済的には日本は随分と豊かになったと思いますが、
心の余裕と言いますか、満足感・幸福感というものは、
低下しているように思えます。

みんなやたらと忙しくて、余裕のない世の中になってしまったような
気がします。こういう世の中にあって、今求められているのは、
お客様に満足感を与えることができるビジネスです。

お客様の満足は、単に金額では満たされません。
費用対効果、金額に対する価値として感じられるものだと思います。

大企業には資本力で太刀打ちできませんが、
きめ細かなヒューマンパワーで、大企業が手を出さないような
市場規模の小さい分野でオンリーワンになることが
中小企業の戦略だと思います。ネットを生かすのも
その一つだと思いますが、如何でしょうか。
posted by 小出 絹恵 at 09:42 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2010年04月28日

やっぱり日本は良いなあ 2010年5月号

上海に行って来ました

上海万博を前にした4月に上海に行って来ました。

中国がGDPで日本を抜いて世界第2位の経済大国に
なるのは確実という報道もされたりして、ショックを
受けた人も多いと思います。

中国については、都市と農村の所得格差の問題や
不動産バブルの崩壊を懸念する声もあり、中国の
経済発展も上海万博までだという話も耳にします。

実際どうなのでしょう。

今までにも何度か機会はあったのですが、
どうも足が向かなかったのですが、
もうこの目で見てみないことには話にならない。
これ以上、先送りはできないと思って行ってきました。
今回、目にした上海の姿は、
私が抱いていた中国へのイメージを
大きく変えるものでした。

槌音の活力

至る所で工事が行われているのは、
もちろん万博のせいもあるでしょうが、
それだけではなくて、中国政府の政策の下に、
国造りが行われているという感じがするのです。

そこは共産主義の良さ(?)というか、
荒っぽさというか、事業のスピードが
格段に速いと思います。

日本は民主主義国家ですから、何をやるにも
手続きが必要で、道路一本通そうとしたら、
用地買収に莫大な費用と時間がかかります。
それに比べて中国は・・・、という感じです。

やはり槌音というのは、良いものですね。
活力を感じます。
日本も東京オリンピックや大阪万博の頃は、
追いつけ追い越せで、
よりよい未来を信じて、国造りをしていたと
思うのですが・・・。
昭和30年代40年代がそうだったでしょうか。

今は経済発展のスピードが当時とは
比べ物にならないくらい速いですから、
中国の発展スピードはすごいものがあります。
世界の資本市場の投資対象としては、
日本が取り残されてしまっている
という危機感さえ覚えました。

いつも何か仕掛けている

「上海はいつも何か大きな催し物をやっているものだから、
次々と新しいホテルが建築されても、
需要に供給が追いつかなくて、
ホテル代も上がっています。」
とはガイドさんから聞いた話です。

「そうか、いつも何かを仕掛けていなければいけないのか。」

仕掛けて、呼び込んで、外資の資金を
吸引し続けている中国が
そこにありました。立ち止まってはいけないのですね。

都市も企業も休んでしまってはいけないのですね。

内向きになっているかも

林立する超高層ビル群、
その一つ一つのビルのデザイン性、
美しさに加えて、その数の多さに驚くばかりです。

それでも、蛇口から出る水からは
カビのような臭いがしますし、
前日に宿泊したホテルの浴槽の底には錆のような
砂のようなものが残っていました。蛇口から
当たり前にきれいな水が出る日本の水道のありがたさ。 
中国の富裕層の人たちは、日本の値段の
3倍もする日本製の粉ミルクを安全のために
買い求めると言います。

日本の水と食、治安の安全さ、
住みやすさを改めて感じます。

日本人が、無防備なのも、“安全”を
意識しないで生活できているおかげなのですが、
その快適な生活の中で現状に満足してしまい、
冒険心や外国に活路を求めるというような
意欲を失わせてしまっているかもしれないと感じます。

人材がカギ

一昔前は、日本の優秀な職人でなければ作れないと
思われていた製造業の根幹を支える金型ですが、
今や優秀な日本の機械が、それを代替しているというのです。

しかし、機械では調整しきれない部分があって、
そこに職人技が生きてくるそうなのですが、
その高度な技術を持った職人を、日本では定年や
業績不振による解雇などで
放出してしまっているというのです。

そういう人材を中国企業が雇用したり、
企業買収をしたりして手に入れているという
話を聞くと、日本製品は高い技術力で
差別化できると安心しているわけにはいかないと感じます。

視察した企業に共通するのは、人材の活用です。
どの国においても人財が企業発展のベースであり、
人の問題で悩んでいると感じました。
posted by 小出 絹恵 at 16:22 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年08月31日

中小企業は“日本の宝!!”夏号

長寿企業数ダントツの世界一

日本の各地には、老舗と言われる会社が沢山あります。

ギネスブックにも載っている世界最古の長寿企業は

日本の株式会社金剛組で、

何と飛鳥時代西暦578年の創業というから驚きです。



事業内容が“社寺建設”と聞いて頷けるところです。



ところで、業歴200年以上の企業を長寿企業とすると、

世界の長寿企業の数は7,212社(57国/地域)となり、

そのうちの3,113社、率にして43.2%が日本の企業だと言うのです。

2位はドイツで1,563社、

3位はフランス331社、

4位がイギリス315社、

5位オランダ292社、

6位オーストリア255社、



ちなみにアメリカは88社で11位となっています。

(光産業創生大学院大学 後藤俊夫教授 講演2009.7資料より)

老舗企業の多い地域は?

業歴100年以上の企業を老舗企業とすると、

どの地域が一番多いと思われますか。



伝統と革新性を兼ね備えた京都が一番多いのではないかと思ったのですが、

なんと東京が一番だそうです。



やはり、数の上では、江戸時代までよりも、

明治以後に創業した会社が多いからのようで、聞いてみれば納得ではあります。



老舗は信頼のブランド!

“老舗”と聞くと、何となく有難い感じがするのは、

日本人だからでしょうか。



日本人にとって、老舗はブランドです。私たち日本人は

「元祖○○」とか、「創業寛永○○年」というのに弱いですよね。



もっとも、元祖これって、私だけ長年、

守り続けられてきたものに対してブランドとしての価値を見出すことができます。

 したがって、その信頼を裏切るような行為に対しては、

より厳しい目が向けられることになります。場合によっては、

企業の存続さえ危ぶまれるような状況に
追い込まれることもあります。

赤福、白い恋人・・・、以前は大丈夫だったということが、将来に対する何の保証にもならない時代になったのです。



最近、こういう事件が頻発していることを見ても、その傾向が窺えます。

 企業の規模に関係なく、外でも内でも企業倫理、

順法精神が求められる時代になっているのだと思います。



変わらないということ!

変わらない品質、変わらない味というのは、ただ単純に、

ずっと同じということではないのだと思います。



「お客様から“変わらない味”と言っていただくために、

お客様の嗜好に合わせて、砂糖の量をずいぶんと減らしてきています。」と、

ある老舗の和菓子屋さんからお聞きしました。



消費者の味覚の変化に合わせて、砂糖の使用量、味のバランスを変えていかなければ、

お客様にとっての変わらない味にはならないのですね。



あのキティーちゃんも、時代の変化に合わせて、実は顔が変わっているそうです。

企業が継続するためには、ただ守っているだけではだめなのだと思います。



“変えてはいけないもの”と“変えなければならないもの”、その両方が必要なのだと思います。



少しずつ、成長しつづける


マネー資本主義、お金が全てというマネー至上主義には、肯定しがたい私です。

規模を大きくすることだけが“成功”というわけでもないと思います。



規模を求めるのもよし、そうでないのもまたよし。

いろいろな価値観があって良いと思います。



マネーに追われるよりも、心の平安、家族の幸せ、社員とその家族の幸せを守ることを第一に、投機的なことはせず、
借金もできるだけしないで、

利益の蓄積による内部留保で、身の丈に合った安心経営を行う。



そういう経営をすることができれば、それも素晴らしい経営です。

いつも追い立てられるように、マネー、拡大と心身ともに

休まることのない生き方を続けるよりも、ずっと人間的で居心地の良い生き方だと思います。





中小企業は日本の宝!

 真面目にこつこつと良い物を作ってきた日本の中小企業です。



世界に冠たる日本の中小企業が見直されています。社長の皆さんは、

自分たちの価値を再認識され、従業員(職人)の皆さんと共に、

誇りを持って生き生きと事業(実業)に励んでいただきたいと思います。



 その事業がお子さん、お孫さんなどのご親族や社員へと承継されていくことによって、

優れた技術、雇用が守られるのだと思います。



日本の雇用を支えているのも中小企業の皆様なのですから。
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2009年9月 ハッピィー リタイアメント

創業以来32年間、お子様のいらっしゃらない社長ご夫妻は
従業員を子供・家族のようにして
会社を経営していらっしゃいました。
その従業員も皆、高齢になりました。

うちの事務所が顧問をさせていただいて11年、
その間、税務調査は一度もありませんでした。

「ありませんでした。」と申し上げたのは、
この会社は、先月清算結了の登記が終わったからです。

高度経済成長期に法人を設立された会社の多くが、
現在、経営承継の時期を迎えています。

うちの事務所でも、
ご子息に円滑に経営承継をされた社長様や、
従業員に経営承継をされた社長様
大きな会社の傘下に入ることを選ばれた社長様
そして、この会社のように、
清算を選ばれる社長様もいらっしゃいます。

いずれにしても、「おかげさまで・・・よかったです。」と
挨拶に見える社長様とお話できることは有難いことです。

社長様ご本人はもちろん、
そのご家族、従業員とそのご家族、お取引様も、
ご縁のあった皆様の幸せが
私ども事務所の皆の幸せでもあるのですから。

平成21年9月
小出 絹恵
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2009年07月14日

●2009年7月号 エコポイント

エコポイントが話題です。
家電製品の購入によって、エコポイントが付与されるということから、
家電製品量販店が賑わっている光景がニュースによく出てきます。

地球温暖化対策、地デジ対応テレビの普及、省エネ製品への買い換えなどと
理由がつけられて活況をていしています。
政府の経済対策も けっこうがんばっているな! と感心します。
この不景気のなかで、国民も消費拡大に協力しているわけです。

しかし、消費者の立場からみると、まだ使用可能な家電製品を廃棄して
新商品を購入するということは、エコポイントのおまけがあるにしても、
無駄な出費をしているような気がします。

家電製品は次々と新製品が開発され、省電力で価格の安い商品が売り
出されます。まだ使えるものを廃棄してまで というのは、
省資源の上からは矛盾しているような気がします。

自動車でもエコ減税がありますが、新聞に、
「減税されるといっても愛車を手放すのはしのびない。」という投書がありました。
ものを大切にする日本人の美学ですね。

売れ行きの悪い商品でも、「おまけ」をつけると売れるようになる。
「まだ使えるのに・・・。」という消費者の心を、“下取り”という方法で
ちょっと背中を押すことによって、買い替えを促す・・・。
スーパーマーケットは日替わりで「特売品」を出します。
できるだけ回数多く来店してもらうための仕掛けです。
「期間限定」「先着○○名限り」も消費者心理をくすぐる販売方法です。
  
売り方は、まだまだ工夫しだい。
ちょっとしたアイデアでいいのです。自らを消費者の立場に置き換えて
自社の販売方法を考えてみませんか。
posted by 小出 絹恵 at 15:11 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年06月26日

●2009年7月号困難のない人生は無難な人生!困難の有る人生は有難い人生!

勇気のわく一言!
 「困難の無い人生は無難な人生。
困難の有る人生は有難い人生」


 この言葉に出会ったとき、妙に納得し、感心しました。
それと同時に、“人は言葉一つで前向きになれるものだ”
ということにも改めて氣づかされました。

 とくに、言霊(ことだま)という言葉があるように、
日本人には“言葉の力”を感じる感性があると思います。
ですから、もし今、困難にぶつかっていらっしゃる社長様がいらしたら、この言葉を繰り返し味わってみてください。

どうですか、勇氣がわいてきませんか。


人生山あり谷あり!
 人生、山あり谷ありと言いますが、
生きていればいろいろなことが起こります。

嬉しいこと、楽しいことばかりの人生なんて
あるはずがありません。
そんなことは皆知っています。

そもそも幸福の中に居る時は、
人はそれに気付かないものです。
無くして初めてその有難みに氣づく、
その繰り返しではないでしょうか。


 毎日大変だけれど、大変だからこそ、
その苦労が報われたときの喜びも大きいのです。

ご褒美はたまに頂くから有難いのかもしれません。

そんなことみんな分かっているのですが、ついつい忘れがちです。

日常の繰り返しの中にある幸せ、喜びを思い返して、
未来の糧にしませんか。視点を変えれば、違った姿が見えてきます。
未来も変わる予感がしてきます。

柳に風は強い!  

日本の社長は、逃げられません。
“会社の借金は社長の借金!?”

会社が借金をするとき、社長様方はその連帯保証人にさせられます。

大企業の社長は、経営に失敗したら、社長の座を退けばすみますが、
中小企業の社長様方は、経営の失敗は
会社の倒産⇒社長の個人破産へと繋がってしまいます。

“会社と社長は一心同体!”というのが、
日本の中小企業の社長様の姿です。


 だから、問題が起こる度に一喜一憂し、
真正面から向き合っていたのではとても身が持ちません。

少々のことは柳に風で受け流すくらいの方が、強いのです。


 「大変だ! 大変だ!」と言いながら、まるでそのことを楽しんでいるかのように、

臨機応変に対応している社長様がいらっしゃいますが、
きっと、そういう社長様が本当に強い社長様なのだと思います。


キャッシュを多く!

一部では最悪期を脱したと言われ、
株価も上向いてきていますが、まだまだこの先不透明です。

こういう時には、とにかく、キャッシュを
確保しておくことが大切です。

 棚卸資産も現金・預金(キャッシュ)も同じ資産(流動資産)
なのですが、利用価値が違います。

キャッシュであれば、何にでも使えますが、
物に換えてしまっているとそうはいきません。
商品は売れないことにはキャッシュにはならないのです。


 近い将来の資金繰りについて、“多分大丈夫”と言うように
感じておられる程度であれば、
念のために銀行から借入れをしてでも、
多めのキャッシュを用意しておくことをお勧めします。



売上が全く無くても!

 「この先売上が全く無いとした場合に、会社は何ヶ月持ちますか。」


 今日、巡回監査で訪問した会社の社長様は、
「来年5月までは、売上が全くなくてもやっていけます。」
と言っていました。


 実際、何が起こるか分かりません。つい最近でも
新型インフルエンザに驚かされました。
弱毒性ということで、ひとまず安堵していますが、
今年の秋以降、鳥インフルエンザのような
強毒性のものが流行らないとも限りません。

もし、そんなことになったら、
経済は大打撃を受けることになります。


会社経営にリスクはつきものではありますが、
一企業の努力ではどうしようもないような事態が
起こるのが今の世の中です。

だからこそ、現在は“キャッシュ重視”、
内部留保、手元資金を豊富に持つ会社経営を
目指したいものです。
posted by 小出 絹恵 at 14:13 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年05月29日

●2009年6月号 黒字決算を支援する

 黒字決算にする意志 
 “会社を黒字にしたい”と思っていらっしゃいますか?
どうも会社を黒字にするには、「黒字にしたい!」という
社長様の意志が必要な気がします。

社長様が心から黒字会社にしたいと思っているのであれば、

経営計画書を作成して、毎月予算対比で業績管理をして行くと、

黒字に転換して行きます。
 「社長!ついに黒字になりましたね。」
「おかげさまで・・・」
 そんな会話を社長様と笑顔でかわすことが
できることを有難いと思っています。

 潜在意識に働きかける 
業績が上向いた社長様に、その理由をお尋ねすると、

 「毎月、こうして会社の数字を見ながら
いろいろと説明を受けているのだから、
否応なく数字が頭の隅に残りますよ。
 そうするとね、不思議なもので、結構、
その数字になるのです。」
と話してくださいました。

 数字を意識し行動する。まずは意識することが大切です。
いつも考えていると、私たちの脳はそれを実現するように働きます。
潜在意識に働きかけ、かつ行動する。

 新規事業を起こす社長様もいらっしゃれば、
一つ一つの改善を積み重ねて
黒字に繋げる社長様もいらっしゃいます。

  業績を伸ばす社長 

 こういう経済状況の中でも業績を伸ばしている会社はあります。
そういう会社の社長さんを拝見していると、
経営に前向きで、経営を数字で把握している
という共通項が見えてきます。

 税理士任せでは、後追いの経営になってしまいます。

高度経済成長期であったならば、
真面目にやってさえいれば、特に“経営”を
意識しなかったとしてもやっていけたのでしょうが、

今は全体が縮小している時代です。
経営努力をしている会社とそうでない会社とでは
大きな差が生まれてしまいます。

  経営の羅針盤を持つ 
 社長様は会社の経営責任者です。だから、自社の会社の状況も
分からないままに経営するなどという怖い話はありません。

 「税理士さんに領収書を渡して帳簿と
決算書を作ってもらっている。
決算が終わってみないと会社の数字は分からない。」

 一昔前までであれば、そういうことでも済んで
いたかもしれません。
でも、今の時代にそれで大丈夫なのでしょうか。

 日々の営業努力、領収書・請求書の1枚1枚の積み重ねが、
会社の損益計算書になり、貸借対照表に結実します。

月次決算書で
毎月の数字を把握し、経営計画と対比しながら、
経営の舵取りをしてください。

その先に黒字決算が待っています。
posted by 小出 絹恵 at 13:43 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年05月13日

法人会報アンケート結果

昨日、お客様からお電話をいただきました。

「先生、法人会報ご覧になりましたか?
“先生の社長応援塾”がダントツの一番人気ですよ!」
とわざわざ知らせてくださったのです。

総会や新年会などで、
北沢法人会の会員の皆様にお会いすると、

「先生! 会報いつも読ませていただいております。
先生のは、分かりやすくて、ためになって良いですね。」
とのお声をかけていただきます。

お世辞半分にしても
お役に立てているようで、
頑張って書いているかいがあります。

事務所の宣伝にならないように!
個人情報に注意して

O型、牡羊座、
大雑把な私にしては、
あれこれといろいろな事に気を配りながら
書いています。

おかげさまで20年
地域に根ざした大切な活動になっています。

posted by 小出 絹恵 at 18:03 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年04月30日

●2009年5月号 現状把握と次の打ち手!

経営革新計画承認企業のその後


 以前、計画に取り組んで1週間で承認申請ができた
会社の話をさせていただきましたが、その社長さんが、



 「先生! 一つ上手くいくと、次々と上手くいく
ものですね。

歯車が上手く回り始めたという感じです。」と弾んだ声で
おっしゃいました。



 経営革新計画の承認が受けられた後、申し込んだ融資は
全て満額OKとなり、資金面での余裕ができました。



 私は、会社は資金に余裕ができると、社長の心にも
余裕ができるので、景気悪化の影響で売上の減少に会ったと
しても、大丈夫だろうとは思っていましたが、



「先生!メーカーは減産しているけれど、

研究開発部門の予算は減らしていないので、ウチの会社には
影響がないみたいです。」

ということで、売上も順調のようです。それが先の言葉に
なったというわけです。



 この会社に続いて、2週間弱で申請し、承認が取れた
会社の社長さんも、革新計画に取り組んだおかげで、
社内が活性化し、既存の業務の売上アップにも繋がって
いると言います。革新計画も前倒しで進みそうだとのこと。




 また現在、革新計画に取り組んでいる社長さんは、

 「先生!この革新計画の承認申請は、計画作成に取り組む
だけでも、充分価値ありますよ。」と話しています。



 なぜなら、申請書を作るためには、まず、会社の
現状分析を行い、

その上で、これからの会社経営をどうするのかを考える
必要があるからです。

 自社の現状分析を行った上で、現状打開のための打ち手を
計画書にまとめること、その計画に東京都の
お墨付きを貰うこと、

それが経営革新計画の承認申請作業なのです。



どんな新しいことを始めようとしているのか。

それは、新しい商品の開発なのか。

新しい作り方の開発なのか。

新しい販路の開拓なのか。

新しい売り方なのか。



@どういう商品(サービス)を、

A誰に対して、

Bどういう方法で、

この3つのもののどれかに新たな取り組みが
あれば良いのです。

Cそれをいつまでに行うのか、

Dそのための資金はいくら必要なのか、



ということを申請書にまとめるのです。

この計画書の作成作業自体が会社経営にとても役立つと
社長さんは言っています。



売上高より利益!



 この不況ですから、前年対比で20%〜30%、
場合によってはそれ以上の売上減少となっている会社も
あるかと思います。



 しかし、売上高の増減がそのまま利益の増減に
なるとは限りません。
粗利益率(売上高総利益率=売上総利益額÷売上高)の変動、
経費の増減があるからです。



 たとえば、売上高1,000万円で粗利益率20%ならば、
粗利益は200万円です。たとえ売上が800万円に下がったとしても、
粗利益率が25%にアップしていれば、粗利益は同じ200万円なのです。



 逆に売上高がアップしていても、単純に喜べない
こともあります。粗利益率が下がってしまっている
場合があるからです。タスポ導入効果のコンビニで
見られる現象です。“たばこ”は利益率が低いためです。

コンビニはパスポ効果を如何に他の商品の購入に
繋げるかにかかっています。



 コンビニで、この粗利益率(売上高総利益率)が
計算できるのは、定期的に棚卸しをしているからです。
棚卸しをしないと、正しい利益は計算できないのです。



 そうは言っても、定期的に棚卸しをしている会社は
少ないのも事実です。

次善の策として、概算で棚卸しを行う方法もありますが、

迅速な経営判断のためには、タイムリーな現状把握が
不可欠です。

月次決算は会社経営の羅針盤です。
posted by 小出 絹恵 at 11:16 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年04月03日

●やる氣さえあれば! お金をかけずにすぐにできる売上アップ作戦 2009年4月号

   氣分次第の怖さ     
 景気は気の景色とはよく言ったものだと思います。
 景気が悪い、これからもっともっと悪くなる・・・
という話ばかりを聞いていると、ついつい財布の紐が固くなります。

 不要不急の物は買わなくなると言われますが、
本当にそのとおりだと思います。今までならば
買っていたようなものさえも、我慢しておこうと
思ってしまいます。買うつもりがなくなってしまうのです。

買うにも“買う元氣”が必要なようです。
買う“意欲”がないと買う氣が起きないのです。

 皆が買わなくなるのですから、消費が冷え込みます。
それで景気はますます悪くなります。

悪循環に陥っていくのが理解できます。
 こういう消費者心理をどうにかしなくてはなりません。



  買う氣にさせる働きかけ!   
 だから、刺激策が必要です。国レベルで言えば、
“何兆円の補正予算”とか、“定額給付金の支給”
ということになるのでしょうが、ご自分の会社は、
社長自らが、社員の氣持ちを盛り上げ、お客様が買いたく
なるような働きかけをすることが必要です。

@値下げする
 売上げが落ちている中で、値下げをしたら、
ますます苦しくなるという声が聞こえてきます。

Aおまけをつける
 実質的な値下げとも言えますが、
テレビショッピングでお馴染みの衝動買いを誘いやすい手法です。

B店内改装
 お金がかかります。

C新商品開発・新商品開拓
 時間がかかりますが、やり続けなければなりません。

D耳目を集める
 特に、今回は耳について下記にまとめてみました。


  店内に流す曲は?    
 お店にはどういう曲を流していらっしゃいます?
 バックグラウンドミュージックと考えれば、静かな曲、
気にならないような曲が良いのもしれません。

 しかし、店内に流れる曲や店内放送には、
大変な効果があります。
 ご自分が買い物をされている時、レストランで
食事をしている時、如何でしょうか?
 元氣の良い店に入ると、ついつい、つられて買って
しまいます。

 下北沢に最近できたドラッグストアは、それに長けて
いて、皆が良く知っている曲を替え歌にして、店の
特売情報を流しています。店内を歩いていると、
いつの間にか一緒に口ずさんでしまいますし、ついつい
商品を買い物カゴに入れてしまいます。百円ショップが
併設されているのも、その替え歌の効果を倍増させて
いるのだとも思います。

 “薬局”と言えば、薬剤師さんがいて・・・、
静かで・・・、どちらかと言えば音とは無縁な店舗も多い
のですが、この店の元氣の良さは突出しています。

店員さんに学生バイトが多いのか、とにかく若くて
元氣が良いのです。ただ元氣なだけなのではなく、
一定の接客方法を教育されていると感じます。

 このように、購買意欲を刺激するために、
戦略的に音を使っている店もあるかと思えば、
 「なぜ、こんな曲を流しているの?これじゃあ
食欲がなくなってしまう。」
と思うようなこともあります。

 従業員の好みで曲を流しているのかと思えるような
場合や、お店の雰囲気に似つかわしくない曲を流して
いるというような場合も間々あります。



   耳に働きかける!   
 陳列の仕方や盛りつけの仕方という“目”
に対する働きかけは、皆様とても大切にされていますが、
"耳“に対する働きかけとなると、有効に実施している
会社は少ないように見受けられます。

 まだまだ売上アップの方法がありそうだとは思われませんか。
posted by 小出 絹恵 at 11:58 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年03月05日

テレビコマーシャルから感じること ●平成20年3月

テレビCMは民放にとって一番の収入源です。

そのCMを見ていると、スポンサーにどの業種が多いかによって

現在勢いのある業種がわかります。



皆様は、最近見たテレビから、どのようなCMを思い出されますか?

最近のCMで多い業種としては、

携帯電話会社、ゲームソフトの会社、

そして消費者金融の会社が思い浮かびます。



この中で、消費者金融のCMに、

1.収入と支出のバランスを考えて! とか

2.無理な借入れはしない!  など



「そのとおり、良いことを言っている。」

と思うフレーズがあります。



このフレーズは、

消費者金融との縁の有る無しに関わらず、

お金の使い方、借金の仕方ということにおいて

大切な基本的な考え方だと思います。



会社の業績が良いときには、ついタガが緩みがちです。

納税額を少なくするために、節税以上に無駄な支出をしてしまったりもします。 そのようなことにならないように、

バランスを考えて、お金は計画的に使いたいものです。



   ===男からみたCMの感想===

これだけ不景気になっても、女性の化粧品のCMの数は

それほど減っていないように見えます。

女性の“美しくありたい”という意識は

景気にもそれほど左右されないものなのでしょうね。



平成21年3月
posted by 小出 絹恵 at 10:03 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年02月27日

●チェンジの好機です! 2009年3月号

  チェンジ!!     
アメリカでは「チェンジ!」を訴えてオバマ大統領が誕生しました。

「このままではダメだ。変えなければ!」

それは日本も同じ、わが社も同じです。

好調であれば将来の売上げに備えての種まき、
設備投資ができます。売上げが落ちてしまっているような状況
なのであれば、経費削減や取引先・取扱い商品の見直しで
粗利益率のアップ、粗利確保を考えます。
そのためには、何かを変えなければならないはずです。


  チェンジするためには!
   
 「どうにかしなくては・・・・」
と思っているだけでは何も変わりません。
どうにかしなければならない状況は具体的に何ですか?

 まず、“解決しなければならない問題”
そのものを認識することから始めましょう。

 「わかっちゃいるけど・・・・」というのであれば、
せっかく問題が分かったのですから、それに対処する
方法を考えます。

 有効な対処方法が見つからないというのであれば、
とにかく、思いついた事を行動に移しましょう。
行動を起こせば、何かが変わります。


  それは勿体無いです!!   
 「もうちょっと頑張れば達成できたのに!」
ということはありませんか。

“できた”という成功体験の積み重ねは有益です。

しかし、それ以上に大切なのは、“できなかった”ときに、
そのことをどう受け止め、その後の行動にどう生かすか
ということだと思います。

 「もうちょっとだったのに!」という悔しい思い!

 しかし、その悔しさがあったからこそ、今の成功がある、
という話をよく耳にします。
 何か行動を起こせば、上手くいくことよりも
失敗することの方が多いと思います。期待した成果が
得られないこともあるでしょう。

 でも、それでやる氣を無くしてしまっては勿体無い。


 行動すること!
 その結果をきちんと確認し、次の行動に役立てることが
できれば、失敗と思えたことも無駄ではなかったことになります。
小さなチェンジ(改善)が多いほど、
活発な会社、元氣な会社、成長する会社と言えます。


  マンネリは怠惰?!   
 それぞれの会社には、それぞれに朝礼や会議があり、
経理や営業のやり方や書類があると思います。
 ところで、その会議の進め方や書類は変化しているでしょうか。

 「別に何の不都合も無いのだから、このままで良いではないか。」
と思われるかもしれませんが、
それは、思考省略への落とし穴です。 
 
「より効率的な方法はないか。この書類は本当に必要なのか。」
と考えること、それが考える社員を育成する一歩なのだと思います。


  社長の応援団です!!     
 これでもか、これでもかというように、
連日大手企業の業績悪化や派遣切り、正社員の人員削減の
報道が続いています。景氣の悪い話ばかり聞いていると、
みんなが不安になり、消費者心理も冷え切ってしまいます。
何やら日本国中の会社がみな業績悪化に苦しんでいるようにさえ
思えてきます。

 しかし、よく聞いてみると
「実は、円高のおかげでうちは過去最高の利益が出ているのですが、とてもそんなことは言えない雰囲気なので・・・・。」
という会社も少なからずあります。

元氣な会社もあるのです。
春はすぐそこまでやってきています。
社長に元氣がないと、会社の元氣もなくなってしまいます。
まさに社長の元氣はやる氣に直結するのです。

 「それは分かっているけれども、ちょっと疲れたよ。」
という社長様は、どうぞ休んでください。

全力疾走で走りつづけるなんてできません。
休み休みで良いじゃないですか。

どんな時でも、私たちは社長様の理解者であり
応援団でありたいと願っているのですから。
posted by 小出 絹恵 at 11:56 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2009年02月05日

●情熱!! 2009年1月号

もう10年前の話になりますが、牧師が私にある男性の話をされました。



その人は、牧師にこのように語ったそうです。

「わたしはキリスト教に興味があるので、今は仕事で忙しくて教会には通えませんが、

定年退職したら、教会に通って信者になりたいと思います」と



私は、牧師からこの話を聞いた時に、

「その男性は、定年退職しても教会には通わないでしょうね。」と言いました。



あれから10年、ついにその男性は定年を迎えました。

教会の信者の人が、待ってましたとばかりに教会に誘いました。

しかし、その人は、いろいろと教会へ通えない理由を述べたてて、

結局、教会にはいらっしゃいませんでした。



もし、心の情熱が湧き出すように、「○○○をしたい!」と思ったのならば、

どのような事情があったとしても、何をさておいても、

その目標をかなえようとして行動するはずだと思うのです。



「今は×××だから、○○○できないけれど、×××が片付いたら、○.○○をしよう。」

などというのは、結局、やりたくないことの言い訳でしかないのです。



若い頃を思い出してみてください。



恋人とデートするためだったら、必死に仕事を片付けて、

一所懸命に時間をやりくりして、会っていたのではないでしょうか。



そんな情熱を、いつまでも持ち続けていたいものですね。





平成20年1月
posted by 小出 絹恵 at 11:34 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

●こういう時代だからこそ!! 2009年2月号

経営革新計画の承認申請!!
 こういう時だからこそ、会社の経営革新に取り組みませんか。



 「このままでは、会社の将来が望めない。何か新しいことを始めないと!」



と考えておられる社長さんであれば、
経営革新計画の承認申請が最適だと思います。



 融資を受ける際にも、低利で借りられて、
経済的なメリットがある上に、経営革新計画の承認企業は、
他の会社に比較して黒字決算の割合が高いという結果も出ています。
計画的に経営革新に取り組むという積極的な姿勢が会社経営にも
好循環をもたらしているのだと思います。

 「『経営革新計画の申請?』、聞いたことはあるけれど、大変なんじゃないの?」


と思われる社長様もおられるかと思いますが、
案ずるより産むが易し。

結構できるものです。実際に、取り組んでから
たったの1週間で承認申請ができてしまった社長さんもいらっしゃいます。

もっとも1週間というのは、最短だと思いますが・・・・。



たった1週間で申請!?
 申請書類は東京都産業労働局のホームページからダウンロードすることができます。

丁寧に申請書類の書き方も用意されています。

申請に要する書類は全部で十数ページです。

シンプルで分かりやすいことが一番ですから、
分厚い書類の山は必要ありません。



 ポイントは、

1.自社の現状分析を行い、

2.今のままでは会社の先行きがないということを自覚したら、

3.その打開のために計画的に経営革新に取り組むこと。



これを、経営革新計画の承認申請書類にまとめればよいのです。



 コンサルタントを頼んで取り組むというのではなく、
社長さんが、率先して取り組まれることが、会社の業績アップに
つながると思います。



 社長さんがやろうとしていること、やりたいことを、
A4の紙1枚〜2枚程度の文章と図にまとめます。これが一番大切です。



経営計画、資金計画等の数字面は、経理担当者や
顧問税理士に相談しながら進めることができますが、



自社の将来のことを考えるのは社長さんの役目です。
自社のことを一番真剣に考えているのは社長さんのはずなのですから。



 世の中の暗いニュースに意気消沈しているだけでは、
自らもその重い空気につぶされてしまいそうです。



やる気を出し気分を変えるためにも“経営革新計画の承認申請!



”チャレンジしてみませんか?



幸福の木に花が咲きました
 事務所にある幸福の木に、今年も花が咲きました。



事務所にある3本の幸福の木に交互に花が咲くようになって
十数年になります。

今年も芳しい香りで事務所を包んでくれています。

身の回りの小さなことに幸せを感じ発見をしながら、

お客様に感謝し、社員に感謝して日々目の前の仕事に
誠意をもって取り組む。

その積み重ねが大切なのだと思っています。



 社長さん、頑張って下さい。応援しています。



私たちは社長さんの応援団ですから。






★★★緊急融資・緊急助成★★★


★政府の緊急特別小口融資(小口零細資金緊急特別融資)

○限度額:500万円

○地方自治体によって、信用保証料の1/2を補助したり、金利を0%にするなどの施策を講じています。

○対象:直近の売上高が3か月間で前年比3%以上減少している法人または個人です。

★「中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)」掛金緊急助成

平成20年7月以降加入した中小企業等が対象で助成限度額は36万円です。

申請期限は平成22年3月5日までです。

詳細は弊事務所か下記までお問い合わせください。

都庁窓口:東京都産業労働局商工部経営支援課

  電話03-5320-4772(直通)
posted by 小出 絹恵 at 11:33 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

●年頭にあたって 2009年1月号

“氣”を大切に!

「氣力! 体力! 時の運!」

とはよく言ったものだと思います。
どれもが結構大切な要素で、互いに関連しあっていると思います。


 たとえば、氣力が萎えると病気になってしまいますし、
体力が落ちると氣力が湧いてきません。


 なんだかんだと言っても、運の良し悪しが付いて廻るような気がしますが、
その運も、氣が招き寄せているような感じがしないでもありません。


 結局のところ、
捨てる神あれば拾う神ありで、頑張っていれば運は開けてくる。
“道は開ける”そう信じて明るく前向きに生きていく方が、
氣力も充実した、幸福な人生が送れると思うのです。
皆様はいかが思われますか。

     
受け止め方!

○取引先企業が危ないらしい!
○優秀な従業員が辞めたいと言っている。


 会社を経営していると、本当にいろいろな事が起こります。


それをいちいち困った!困った!と言っていると、
年がら年中、困っていなければならなくなってしまいます。


 「困った!困った!」と言っていても
問題が解決するわけではありません。


 それならば、いっそのこと
“困った”と言わないようにしたら如何でしょうか?


“困った”と言わないだけではなく、“困った”と思わないことにしたら、世界が違ってくると思います。


 どうするのかと言えば、“困った事”ではなく、
単に“事”にすれば良いのです。


ただ、「“事”が起きた」と受け止めて、
その事に最善の方法で対処するだけです。


問題解決のためだけにエネルギーを注げばよいのです。


“困った事”と思うと、“困った”という
言葉の持つマイナスエネルギーが心の負担になります。



 人間は氣の力が大切です。
自分で作ったマイナスの氣に
自分で押しつぶされてしまうなんて、馬鹿らしいとは思いませんか。

   
笑顔は人間を幸せに!   

笑顔は人間を幸せな気持ちにしてくれます。


作り笑顔であっても、効果がある、という
実験をテレビ番組で放送していました。
無理やりにでも口を開いて口角を上げて、笑顔を作ると、
筋肉の動きが感情に影響するようで、楽しい気分になると言います。


それとは逆に、面白い漫才を見ていても、
強制的に口を動かせないように(笑顔になれないように)しておくと、
面白くなくなってしまうという実験結果でした。


 先の、“困った事”にも通じることですが、“困った!”という感情からは笑顔は生まれません。


 しかし、ただ「“事”が起きた」と受け止めて、
“笑顔”(たとえ作り笑顔でも)で事に当たれば、
結果として、早期解決、次への有効な一手が打てるというものです。


人間万事塞翁が馬、何が良くて何が悪いかなんて、
所詮分からないものなのかもしれません。


それだったら、同じ人生、前向きに生きていく方が
幸せだと思うのです。


捨てる勇気!

 “使わなくなった物を捨てる”これが
簡単にできるようで、なかなか難しい。そう思われませんか?


 
 物を大切にするということは、素晴らしいことです。日本人の美徳だとも思います。


 しかし、それが事業に関する物となると、
また悩ましいものがあります。


不良在庫を保管するために倉庫代を払っている、
となると問題です。


原価を割ってでも換金して新たな仕入れ資金に回す方が
お金を有効に活かせます。


 お金、物、時間、考え方まで、今までやってきたことや
身の回りにあったものを見直して身軽になりませんか。


自分にとって何が一番大切なのか。
優先順位を付けて、
場合によっては、順位の低いものを捨てる勇気も大切だと思います。



posted by 小出 絹恵 at 11:27 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年12月10日

●2008年12月号 求人広告

「探検隊員を求む。至難の旅。
         わずかな報酬。極寒。暗黒の長い月日。耐えざる危険。
              生還の保証なし。成功の暁には名誉と賞賛を得る。」


      1900年。南極探検家 アーネスト・シャックルトンが
      隊員を募集するために掲載した新聞広告です。


この胸打つ広告に、25人募集のところ
8000人の応募があったそうです。

この後、南極探検中遭難し、
20ヶ月南極大陸をさまよいながら、27人の隊員に希望をもたせ、
全員を生還させるというリーダーシップを発揮しています。


     さすがと言うか、すごいとしか言いようがありません。



     経営者も、このような気概とリーダーシップが
     持てたら素晴らしいと思います。



                            平成20年12月
                               小出 博樹
posted by 小出 絹恵 at 16:11 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年10月31日

11月・12月合併号“なりたい自分になる”方法

知るっく先生の
    社長応援塾

“なりたい自分になる”方法
 10年後の自分をイメージする  
 10年後、どういう自分になっていたいですか?
 なりたい自分の姿を強くイメージしてみてください。
○木々に囲まれた緑豊かな広々としたオフィスで、50人の従業員が生き生きと働いている。その社員に指示を出しているさっそうとした社長!そういうご自分の姿なのか。
○ご子息に社長職を譲って、ご自分は会長として、月に一度の役員会に顔を出す程度で、悠々自適な毎日を送るご自分の姿なのか。
○5つ目の店舗の開店準備に多忙な日々を送るご自分の姿なのか。
○お孫さんやご家族に囲まれて笑っているご自分の姿なのか。
○出来上がったマイホームを見上げて、喜びをかみしめるご自分の姿なのか。
 いかがですか?
 脳をだまして夢を実現する! 
 人間の脳は、“現実”と“イメージ”とを区別することができないのだそうです。
 だから、自分がなりたい姿を思い描いていると、そうなるように脳が働くというのですね。
 イメージは具体的であればあるほど良いのだそうです。だから、もし、マイホームを建てたいというのであれば、建てたい家のイメージに近い写真を貼って、
 「こういう家を建てるぞ!」と心から念じ、そういう想いでいつもその家の写真を見つめていると、10年後にはその家を現実に手にすることができるようになっているのだとおもいます。
  想わないとなれない!?    
 「イメージ(想う)したようになる」ということは、裏を返せば、想わないものにはなれないということになるとは思いませんか。
 稀には、「想ってもみなかった展開で・・・」ということもありますが、想ってもみないことが実現する可能性は、やはり低いとおもうのです。
 成功した人は、目標設定が明確で、かつそれが確固たるポリシーに支えられているように思います。
 “漠然とした夢”を、“10年後になりたい自分”に置き換えることによって、より具体的にイメージすることができるようになり、その具体的なイメージが、その人をその実現に向けて行動させるようになるのです。
それはなりたい自分になるための行動ですか?
 なりたい自分になるために、潜在意識に働きかけること。それと並行して、意識して自覚的に行動することが近道です。
 行動するときに、
@これをすると“なりたい自分”に近づけるか
A“なりたい自分”から遠ざかってしまうか
どちらの行動であるのかを考えて、近づくと思う行動をとるのです。
行動を意識して行うことによって、それまでの自分の習慣や癖、なまけ心と向き合ってみます。
 なりたい自分になるために! 
 素直で、前向きに仕事に取り組んでいる人は、明るいですよね。周囲まで明るくしてくれます。そういう人は運も呼び込みそうです。きっと、困難に出合っても、協力者や助けてくれる人が現れたりするのではないかと思います。
 サブプライム問題やら、資源高騰やらで、景気後退が否応なく襲ってきています。現状が大変だと、「10年後を考える余裕などない」ということもあるかもしれません。
 でも、こういう時だからこそ、10年後のご自分の姿を思い描いて、今を辛抱するということもできるのではないかと思います。
 根気強く、粘り強く、ポジティブに、目の前にあることに誠実に、精いっぱい頑張ることで、10年後の未来が開けます。
 きっと道は開けます。 

posted by 小出 絹恵 at 15:15 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年10月03日

●経営承継円滑化法・第二弾  H20.10

経営承継円滑化法・第二弾
遺留分と聞いて???
  
遺留分と聞いて、
 「何、それ?」
という人はある意味幸せと言えるかもしれません。
“遺留分”などという耳慣れない言葉を聞く機会は、あまり多くはないと思いますが、この遺留分に悩まされている人が少なからず居るのも事実です。
 それだからこそ、国が、遺留分を定めた民法の規定に特例を作ってまで、中小企業の経営承継における障害を取り除こうとしたわけです。

遺留分とは
遺留分というのは、遺言によっても犯すことのできない、相続人に保障された最低限の遺産の取り分といえるものです。法定相続分の1/2で、配偶者、子、親にはありますが、兄弟姉妹にはありません。
 そのため、遺留分をめぐる紛争は、ほとんどが子供の間で起こっています。
  最近、遺言書を作成される人が増えていますが、それで相続の紛争がなくなったかと言えば、さにあらずで、“遺留分減殺請求”が増えているのです。
 帝国データバンクの「平成18年度中小企業の事業承継実態調査報告書」によれば、遺言又は死因贈与があった場合の「他の相続人からの遺留分減殺請求」がなされた割合は10.2%になっています。
 中小企業の経営承継においても、この遺留分減殺請求の増加が予想されるわけで、この問題の解決のために創設されたのが、「遺留分に関する民法特例」なのです。

自社株式の贈与を受けた後継者は
すでに、代表取締役であった父親から、後継者である息子に、自社株式の贈与を行っている場合も多いと思います。
 父親の相続にあたって、この生前贈与が問題となるのです。父親の生前に長男に贈与された株式は、父親の相続時に、なんと遺留分の計算に算入されることになるのです。それも算入される金額は、贈与時の価額ではなく、相続時の価額なのです。
 他の相続人から、自分の遺留分を侵害されたと遺留分減殺請求を起こされると、その解決のために、事業用資産を売却せざるをえなくなり、その結果、事業が継続できなくなるという事態も起こっているわけです。  遺言書の作成によっても、相続の紛争を防止することができないのです。

 中小企業の経営者や個人事業主の相続財産に占める事業用資産の割合は2/3になります。スムーズな経営承継のためには、現経営者の相続問題の解決が不可避なのです。 後継者以外の他の相続人から、遺留分減殺請求が起こされたら、経営承継は非常に困難なものになります。

この遺留分の問題解決のために、
@生前贈与された自社株式を遺留分の計算から除外したり(除外合意)、
A遺留分の計算基礎となる自社株式の評価額を贈与時の時価にすること(固定合意)ができるようにしたのです。

 もっとも、これには、いろいろな要件があります。推定相続人全員による書面による合意、経済産業大臣の確認、家庭裁判所の許可 も必要になります。

親の目の黒いうちに
   
遺留分とはいえ、その分を必ず相続させなければならないというわけではありません。相続人全員が合意すれば、どのような分割も可能です。

 しかし、相続が争続になってしまうのは、多くの場合、両親ともに亡くなり、子供達だけの相続になった時が多いものです。

 代表者である父親の目の黒いうちに、
次期後継者を指名し、
その子に自社の株式を集中していく!
後継者に対する株式集中によって、経営の安定化を図ること!

今回の経営承継円滑化法の目的はそこにあるようです。
posted by 小出 絹恵 at 14:22 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

●2008年10月号 TKC全国会のCM

TKCがテレビコマーシャルを始めてから
何回目かのバージョンになりました。
今回は「経営承継」がテーマです。

テレビ東京「ガイアの夜明け」「週刊ニュース新書」
テレビ朝日「サンデープロジェクト」
フジテレビ「報道2001」
を見ていると出てきます。

このCMに登場してくる坂本孝司税理士は、浜松の先生で、
とても小柄な先生なのですが、
「どこにそんな時間があったの?」
と皆が後で聞いて驚くようなことをなさいます。

税理士をやりながら、東大の大学院のドクターコースを卒業し、
アメリカのCPAの資格を取り・・・、

今は、事務所を顧問先200件台から400件に、
多分、さらに500、1000と増やしていかれると思います。

この先生を突き動かしているのは、
「会計で会社を強くする!」という想いです。

「念ずれば花開く!」
うちの事務所も、世田谷のこの地で、「会計で会社を強くする!」

きちんとしている会社が伸びていくということを
社長様と一緒に実践していきたいと思っています。

     平成20年10月 小出 絹恵
posted by 小出 絹恵 at 14:21 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年09月02日

●2008年9月号 きちんとやりたい!

今まで務めていた会社の社長さんは、
      何かにつけていいかげんで、

経理のことも税金のこともちゃんとしようとしない。
   そういうのがいやでいやでたまらなかった!!

そうはいっても、使われている社員の身分では、
 社長の意向に反することはできないし・・・。


意を決して、独立をすることに!
思いを同じくする仲間も、ついてきてくれて・・・。


こういう起業の理由もあるのですね。


★★ きちんとやりたい ★★

仕事(お客様に対して)も、
社員に対しても、
経理も
税金のことも

人の生き方として、何でもきちんとやりたい!
いいかげんなのが嫌!

そういう社長さんの会社が伸びて行ってくれること!
それが、何より私も嬉しい!!

平成20年9月     
             小出絹恵
posted by 小出 絹恵 at 12:10 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

●2008年9月号 経営継承円滑法で相続が変わる!?

経営承継円滑化法で
相続が変わる!?



中小企業経営承継円滑化法成立

 中小企業白書(2006年版)によれば、「年間廃業社数約29万社のうち、約7万社が後継者がいないことを理由に廃業している」といいます。これは、廃業した会社の4社に1社の割合です。

 後継者問題に、相続時の遺産分割問題、資金需要、相続税負担・・・。

「我が国の経済の基盤を形成している中小企業について、代表者の死亡等に起因する経営の承継がその事業活動に影響を及ぼすことにかんがみ、中小企業における経営の承継の円滑化を図るため、遺留分に関する民法の特例を定めるとともに、中小企業者が必要とする資金の供給の円滑化等の支援措置を講じる必要がある。」

(法案提出の理由)として、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」(中小企業経営承継円滑化法)が今年の5月9日に成立しました。

 10月1日から施行されます。来年の相続税法の改正もこの一環で行われます。

 この法律の骨子は以下の3つです。
 @民法の遺留分に関する特例
 A金融支援
 B相続税の課税の特例


遺留分の計算に入らない!?

 先代とともに苦労して会社を大きくした後継者が、相続で揉めると、他の相続人から遺留分を請求され、

「自分が父親と一緒に苦労して会社を大きくしたのに、業績の良い会社は株価も高くなって、それが遺留分にも反映され、相続税も遺留分も増え、結果として事業承継がますます大変になってしまった。」と嘆く姿がありました。

 この点が考慮されて、生前に贈与された同族会社の株式について、

一定の要件を満たすことを条件に、遺留分の計算にあたって、

 @生前贈与株式を遺留分の対象から除外する。
 A生前贈与株式の評価額を予め固定する。

 というように、遺留分に関する民法の規定に特例を設けたわけです。

相続税が変わる!!

 相続税についても、一定の要件のもとに、中小企業の自社株式に係る相続税の80%納税猶予の特例が設けられる予定で、改正は来年ですが、今年の10月1日以後の相続に適用されることになっています。

 自社株式を相続するときの税負担の8割を軽減(納税猶予)するということですから、経営承継を支援するための相続税法改正であることは間違いありません。

 しかし、今回の相続税法の改正は、それだけではないのです。実は、相続税の計算の仕方が抜本的に変わるのです。
 今までは、被相続人単位で、遺産にかかる相続税の総額を計算し、それを実際に取得した財産の割合で各人が負担するという計算方法でした。これを、改正案では、相続人一人毎に計算する方法に変更するというのです。その結果、相続人ができるだけ均等に財産を相続する方が税金が安くなるということになります。

 戦後、相続が「長子相続」から「均分相続」に変わったことによって、家や家族のあり様が変わったと言われますが、来年の相続税法の改正で、その傾向はますます強まることになると思います。

 たとえば、“小規模宅地の評価減”の適用にしても、今までであれば、土地の評価が下がり相続税額の総額が少なくなることは、相続人全員の利益になることでしたから、「評価額が一番下がるように」という視点で、小規模宅地の評価減を適用する土地を選択することができました。

 しかし、相続税法が改正されると、そういうわけにはいかなくなります。後継者の選定、遺産分割、これからの相続にはより計画性が求められるようになると思います。
posted by 小出 絹恵 at 12:08 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年08月01日

8月号 気づきと再確認


いつも言っていることなのに!

 ある会社の社長さんが言っておられました。
「いつも、自分がクライアントに言っていることなのに、自分のこととなると、意外とできていないものですね。」

 その方は、顧客企業のホームページを製作されている会社の社長さんなのですが、
「ホームページの効果を上げるためにはどうすれば良いか。」という提案を企業に行うときに、いつも、"目標設定の大切さ・必要性"を話しているのだそうです。

 ところが、自分の会社については、そのことをすっかり忘れてしまっていた、ということに気がついたと言うのです。

「いつも自分で言っていることなのに・・・」
「他人のことは分かるのに・・・」

 そうですね。自分のこととなると、意外とおろそかになっていたり、忘れてしまっていたりすることがあるのかもしれません。

 だからこそ、外の人と話すことによって、自分の中にある知識や情報が呼び戻されたり、気づきがあったり、ご自分の考えの整理ができたりするのだと思います。


自分の考えと同じだよ!
 本を読んだり、セミナーを聞いたりしたときに、

「これって、自分が普段、考えていることと同じだ。」

と感じられることがあるのではないでしょうか。

 そうなのです。

 まれに、"全く新しい考え"や"自分には思いもよらなかったアイデア"に驚かされることもありますが、多くの場合は、「自分の考えと一緒だ!」と感じることが多いはずです。

 それは自分が同意できない考えには、そもそも聞く耳を持たないので、情報として入ってこないためではないかと思うのです。

 そうだとすれば、「同じ考えだ!」「良い考えだ!と感じたときには、ご自分の中で受容できる状態になっているわけですから、それを行動に移すことができれば、懸案が一つ一つ解決していき、想いが実現していくはずです。

 ところが、そうは言ってもなかなかそれができないのがつらいところです。それができる人(会社)と、分かってはいるのだけれどできない人(会社)とでは、やはり差が出てくるのは仕方がないと思うしかありません。

 ただ、だからと言って諦めないで欲しいのです。やりたいと思ったことは、いつも頭の隅に置いておき、まずは、やれることからやっていくというのはどうでしょうか。


身の丈に合った経営!


 誰でも上場企業の社長になるわけではありません。国際競争の中で、生き残りをかけたビジネスの世界に身を置くなんて、とても誰でもができるというものではありません。

 「社長、○耕作」、あの作品の中の社長は、次々と交代しています。ビジネス環境が厳しいということと、社長の人材が豊富であるということの二つの理由があると思います。

 しかし、中小企業では、社長交代はたやすくできることではありません。人材の問題と、社長の相続問題がからむからです。

 ですから、社長は、健康に留意して、現状と折り合いを付けながら、とにかく会社を経営していっていただくこと(継続)が大切になります。


身の丈は伸びる!

 まずは継続が大切なのですが、会社が継続していくためには、会社にも体力が必要です。それが内部留保であり、商品力であり、技術力です。

 社長の志が強ければ、会社は大きくなります。

だから、社長がご自分の大きさを決めてしまったり、諦めてしまったりしなければ、社長も会社も伸びて行くと思います。
posted by 小出 絹恵 at 16:42 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年07月01日

7月号 未来を見つめる

先日、昭和63年の新聞を見る機会がありました。

トップニュースは「リクルート事件」でしたが、隅に小さく「CO2削減」記事が載っていました。

地球温暖化の問題は20年前から一部で危惧されていたのですね。


この時点で各国が、そして世論が、認識をしていれば、20年後の現在、これほど大変な思いをしなくてすんだのかもしれません。


年金問題にしても、危険な芽を早期に摘み取っていれば、今のような社会問題にならなかったかもしれません。


未来をしっかり見つめ、足元を固める。

経営者にとって大事なことですね。


平成20年7月
posted by 小出 絹恵 at 11:31 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

7月号 人を動かす!

知るっく先生の
    社長応援塾

  人を動かす!!

短く!簡単な言葉で!繰り返し!


 経営は人、物、金をどう上手く動かすかにつきるわけですが、その中でも、会社の規模に関わらずどの会社にとっても共通する課題が、“人”の問題です。

 「給料を払っているのだから、社長の言うことをきけ!」と言う時代でもありませんし、それで社長さんの思い通りに社員さんが動いてくれるわけでもないでしょう。

 そもそも、社長の思い通りに動けというのであれば、まず、社長の考え(想い)を社員さん達に伝えなければなりません。

 そのためには、誰にでも分かるように、短く簡単な言葉で、繰り返し言い続けなければなりません。できれば言葉だけではなく、具体的にどういう行動をすれば良いのかを、実際にやってみせると効果的です。

 “やる気のない人はいない!”

私はいつもそう思っています。

 一時的にやる気を無くしている人がいたとしても、その人がやる気を出す方法がないものかどうかを考えて、様々な働きかけをしてみます。そのときに、忘れてならないことは、「社員さんは社長さんと同じではない!」「社長さんが考えていることが、以心伝心で社員さんに分かるものではない。」ということです。

 「いちいち言われなくても、これくらいの事は分かってくれよ。」と要求するのは、無理!だと思っていた方が良いということです。
 社員の目標→会社の目標 
 人は“他人事”と思っていると、どこ吹く風で、われ関せずの“傍観者”となってしまいます。傍観者となっている社員を動かすのは並大抵のことではありません。
 
 他人事から自分事にさせることができれば、“やらされる”から“自分からする”に変わります。そのために、上司や経営者は苦労しているのです。

 会社の目標→個人の目標 
 普通、経営者は、会社の目標をそれぞれの社員に落とし込み、社員一人一人の目標を設定します。
  
 これは、社員さんにとっては、上から押しつけられた目標と感じられます。人は押しつけられたものには拒否反応を示します。面従腹背などという事にもなりかねません。これは、経営者にとっては、辛いものです。

 個人の目標→会社の目標

 これに対して、
社員一人一人がそれぞれ自分の目標を持ち、自分の目標が達成されると、自分にとってどんなに良いことが起こるのかを想像し、期待して行動するのとでは、大変な違いです。目標は押しつけられた他人の目標ではなく、自分のために頑張る目標であるわけですから、頑張りも自ずと違ってくるというものです。

 もっとも、“自分のためにする”というと、何か利己的に見えるかもしれませんが、それが結果として、会社の目標達成につながるというのであれば、会社にとっても大いに結構なこと、社員も会社も幸福です。

“他人事”より“自分事”
“やらされる”より“自分でする”
“言われる”より“気づく”
 これらは、全て自分が主人公、主体的に動くということにつながります。

 社員にやる気を出させるには 

 では、社員が自発的に会社の目標達成にも役立つような目標設定をしてくれるかと言えば、それはなかなか難しいことです。
 私ども税理士事務所のような専門サービス業であれば、税理士試験合格という個人目標が、事務所の業務品質向上にもつながりますが、他の業種ではなかなか・・・。
 まずは社員の話をよく聞いて、社員の考えを引き出すようにします。話をしているうちに、社員自身が自分で何をすべきかに気づき、その成果をイメージすることができれば顔が輝いてくると思います。
posted by 小出 絹恵 at 11:24 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2008年02月05日

●2008年2月号

“起上り小法師”でいきましょう!!

起きあがれば良いんです!  

 人生でも会社経営でも、百戦百勝なんて無理、思い通りに行かないことの方が多いと思っていた方が、気が楽というものです。
 失敗することを恐れるあまりに、何もしないでいることの方が、リスクになる時代になりました。
 宮本武蔵は、勝負に負けたことがないと言われます。もっとも、一部には、勝てそうな相手とだけ戦って、勝てそうもない相手とは勝負をしなかったからだという話もあったりしますが、実際のところは分かりません。
 いずれにしましても、“絶対に負けない”ということは、そもそも無理なことだと思うのです。 

勝つことは確かに大切です。

 しかし、勝つことにばかり拘っていると、負けに対する耐性がないために、負けたときに立ち上がれなくなってしまうこともあるようです。
 柔道も受け身から始めます。スキーも転び方から習いました。大切なのは、負け方と負けたら起きあがることの二つだと思います。 
 “おきあがりこぼし”のように、倒れてもまたすぐに起き上がれば良いのです。そういう打たれ強い力が本当の強さなのだと思います。                   

原因分析ばかりしていないで

日本人は真面目すぎるのか、失敗したり、上手く行かなかったりすると、その原因を考えてしまいます。
 なぜ、お客様が減ったのか。品揃えが悪いのか、客層と合っていないのか・・・。商店街に魅力がないから、地域経済が落ち込んでいるから、・・・それが日本経済の問題になり、アメリカのサブプライムローン問題にまでなります。
 原因を分析することは、それはそれで大切なことです。
 しかし、何であろうと、自分の店は自分の店で、やるべきことをやるしかないのです。

やるべきことって?

 それは、真心をもって、お客様に喜んでいただける商品・サービスを提供することではないですか。
 原因分析に時間を費やしているよりは、その時間をお客様に振り向けることの方が、お客様には喜んでいただけるように思います。

心の習慣を変える    
 
 癖や習慣はなかなか変わりません。人の心や考え方にも癖があります。
 何につけ考え込んでしまう人は、
「考えても仕方がないから、考えるな!」と言われても、やっぱり考えてしまうのです。それが、その人の心の癖なのです。
 「“××”を考えるな!」と言われると、その“××”の事を考えてしまうのですね。
 だから、“××”の事を考えないようにするのではなくて、別の“○○”な事を考えるようにすると良いのです。
 “××”を忘れようとすると、実は、“××”から離れられないのです。他のことに夢中になっていれば、いつの間にかその事を忘れています。
 「××しない」ではなく、「○○する」というように、思考方法を変えてみましょう。切り替えが早くなり、意識と行動が前向きになると思います。

氣をもらう      
 自分だけでは、心の切り替えが上手くできないのであれば、他人の力を借ります。元氣な人の話を聞くと自分も元氣になります。元氣な人の傍にいるだけで、その人のエネルギー(氣)の恩恵を受けることができるのです。
 “セミナーに出席する”というのも、効果的だと思っています。元氣な講師のお話を聞いていると、
“目から鱗”と思える発見があって、新たな視点から自分や会社の置かれている状況を見直してみると、やれることがまだまだあることに気が付いて、「また頑張ろう!」という気持ちになれることと思います。

運を引き寄せる!

   
 今年の新年会では、いくつビンゴをなさいましたか?
 「私、ビンゴは、全然ダメなの。」と言う方もおられれば、「結構、私はビンゴ強いですよ。」と言う方もいらっしゃって、ビンゴが始まると、皆、つい真剣になってしまいます。
 ところで、皆様は、ビンゴに強い人、弱い人というのがあると思われますか?
 もし、それがあるとしたら、両者には何か違いがあるのでしょうか? 
 統計をとったわけではありませんが、私には、どうも違いがあるのではないかと思えるのです。
 それは、先日、新年会で隣り合わせた方の行動を拝見していて感じたものです。
 さて、余興としてのBINGOが始まりました。普通の人は、「当たったらラッキー!」というぐらいの感覚で、ゲームとして楽しまれることと思います。
 ところが、その人は、“運は引き寄せるもの”なのだということを実践していらしたのです。 
 その人は、6人の賞品獲得者の最後にBINGOになったのですが、1番にビンゴになった人のところに行って、その人に握手をしてもらったそうです。
 「1番の人から運を分けて貰ったのですよ。」と言われるのです。
 「そういう事って、大切でしょう!」
 と言われると、
 「なるほど、そういうものかもしれない。」と思います。皆様はどう思われますか?
 たかがBINGOゲームですが、今にして思えば、その方は、「必ず当てる!」という強い意志を持っていらしたように思います。
 「次ぎ○番、○番出して!」と声をかける人は、よく見かけます。しかし、わざわざ前に出ていってまで、それを言う人は少ないと思うのです。
 “執念”とまで言っては言い過ぎかもしれませんが、“何事も疎かにしないで取り組む!”という姿勢は、学ばなければいけないと思いました。

マイペースのマラソンを走る 
   
 運を引き寄せろ!
 戦略を立てろ!
 立ち上がれ!
  ・・・・・
 そういう風に、お尻ばかり叩かれていると、疲れてしまって、
 「もう、いいよぉ〜。」と、何もかも放り出してしまいたくなってしまいます。
 確かに、上場企業の社長であれば、突っ走れなくなったら、辞めなければいけないと思います。
 「疲れた。」などと言ってはいられないのです。世界に冠たる企業であっても、一つの意思決定のミスで、企業を危うくしてしまうことすらあるのですから。
 また、替わりの人材もいます。
 しかし、中小企業ではそうはいきません。替わりがいないのです。  
 それは、あの世間を騒がせた老舗料理店の例を見てもわかるとおりです。
 ですから、社長さんには頑張って頂くしかないのです。短距離の全力疾走ではなく、マイペースのマラソンで良いのです。走るのはしんどいです。たまには歩くことがあっても良い。給水しながら、休みながら走れば良いのです。
 社長様には話し相手が必要です。ご自分の理解者、応援団を持っていると、励みになります。従業員や、特に取引先には泣き言は言えませんが、そういう関係者以外に弱音を吐ける相手は必要です。他人に話すことで、話しながらご自分の考えに整理がついていきます。マラソンは応援団に囲まれて走りましょう。
posted by 小出 絹恵 at 11:45 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

●2008年 1月号

今年も元氣で!
  元氣が一番!


単純に年齢ではないですね

 
 同じ年齢であっても、歳を重ねてくると、だんだんと見た目も、精神年齢も、実年齢との差が広がってくる気がします。一まわり以上若く見える方も結構いらっしゃいます。 
 先日、新しくお客様になっていただいたご婦人は、69歳でいらっしゃいますが、一族でお持ちになっておられるマンションやアパート、駐車場、貸宅地などの不動産を、1時間近くにわたって歩いて案内していただいたのに、全く疲れた様子を見せず、私を駅近くまで送って下さると、軽やかにスキップするかのように帰って行かれました。その後ろ姿を見送りながら、その方のお母様が100歳の今も元氣でいらっしゃることが得心できる気がしました。

ワクワクすること!
   
 “ワクワクすること”ありますか?ワクワクできるということは、若い証拠!感動すること、感激すること、ウキウキ、ワクワク、・・・・それが、心身を活性化させるのだと思います。
 “病は氣から”と言いますが、この言葉に頷かれる方は多いのではないでしょうか。
 もし、ご自分がワクワクできなくなっていると思われたら、
 「ちょっとマンネリに陥っているな。」と思って、何か新しいことを始めることを考えて見ては如何でしょうか。
 やりたいことが浮かんできて、「明日、会社に行って従業員の顔を見るのが楽しみ。」と感じられたら、心はウキウキ、ハッピィで、「社長って良いな。」と感じられることと思います。

お役に立てた喜び     
 お客様が自社の商品やサービスを購入してくださる。これは嬉しいことです。
 でも、もっと嬉しいのは、その商品を買ってくださったお客様が、その商品を購入したことについて、とても満足され喜んでくださっている、その姿を見ることです。お役に立てた喜び、評価していただけた喜び、それがお金を頂戴した上にいただけるのですから、本当に有難いことです。
“商売は笑売”とも言うそうで、私たちが笑顔でお客様に接することはもちろんですが、お客様が自社の商品を買って、使って、サービスを受け入れて下さって、お客様の笑顔が拝見できることが商売の喜び、元氣の源だと思います。

人が好き!        
 「人間は好きですか?」
 最近、「私って、人間が大好き!」と感じている自分を発見しました。数年前まで、「私は、どうも人間が苦手で・・・、人間関係が絡むと、つい逃げ腰になってしまう・・・。」と思っていました。物心ついてからずっと、そう思い続けてきたのです。
 もっとも、私がそう言うと、周りの人からは、「冗談でしょう。」と一笑にふされてしまうのではありましたが・・・。
 数年前に、突然あることをきっかけにして、「私の人間関係苦手意識はどうも勘違いだったらしい。その程度のことは誰しも感じていること。」ということが分かったのです。
 人間関係に対する苦手意識が払拭されてからは、どんどんと人間が好きになり、なんと最近は“まだ見ぬ未来のお客様”が私を待っていてくださるという想いがするのです。人間って面白いですね。自分に対する思いこみ(自分で自分に貼り付けたレッテル)を、替えるだけで、これほど気持ちや行動が変わるのですから。
 社長さんは如何ですか?

みんなえらい!     
 「みんな頑張っている!」
 「みんなえらい!」 
 「やる気のない人はいない!」
 「みんな認められたい!」
 これが、私の口癖です。
 社員さんは頑張っているのです。ただ、その彼らなりの頑張りが、上司や社長に理解されていないか、空回りしているか、自分の良さを発揮する場が与えられていないか、なのだと思うのです。
 褒められて気を悪くする人はいません。逆に叱責されてばかりいたら、やる気をなくしていまいます。社員教育は“担雪埋井!”。やり続けるしかありません。

機を逃さずに!    
 社員が元氣で、会社も活気があれば、社長も元氣でいられるというものです。
 人の気分は簡単に変わります。   何かのきっかけで、急に会社や仕事に対する情熱が失せてしまうこともあります。その原因が会社の側にあることも、社員の個人的な事情によることもあります。
 いつもと様子が違っていたら、どうも元氣がないように見えたら、黙って様子を見ていないで、声を掛けてその理由を確認し対応しなければなりません。
 「何かおかしい。」と思いながらも、ただずっとその社員の様子を見ているだけ、という対応は避けた方がよいと思います。
 待っていても、結論は2つしかありません。

 1.自分で問題を解決するか
 2.会社を辞めるか
 自分一人で考えていても、だいたいあまりよい結果にはならないものです。自分の中で煮詰まってしまって、どんどんと悲観的な考え、マイナス思考になってしまうのがおちです。
 人間はほんのちょっと、別な視点から見てみると、打開策が見えてきたりするものです。その別の視点は、他の人の意見を聞くことなのですが、社員はそう簡単に社長や上司に相談することができないのです。だから、上司(社長)から話しかける必要があるのです。 
 しかし、「何かあったのか?」と上司が聞いたとしても、社員さんは、
「別に何もありません。」
と答えるだろうと思います。
 しかし、それで、納得してはいけません。余程その上司を信用しているか、もしくは、すでに内心で退職を決めているかというのでもない限り、上司にはなかなか本心は言わないものです。
 だから、いろいろと具体的な質問をして、本心を聞き出す必要があるのです。
 聞かれる側の社員にしても、本当は聞いて欲しいのだけれど、自分からは言い出しにくい。上司が本気で聞いてくれようとしているのかが分からない。だから不用意には答えられないのです。それに、質問をされるうちに、本人自身が気付いていなかった自分に気づくということもあります。
 「機を逃さずに、真剣に聞く。」これが大切なのです。

なりたい姿をイメージする  
 脳は現実とイメージを区別できないのだと聞いたことがあります。だから、なりたい自分や、欲しいものを強くイメージしていると、それになるように行動するというのです。
  “家が欲しい”のであれば、欲しい家の写真を居間に飾っていつも見ているという具合です。人間は、言葉から映像をイメージすることができます。だから、暗い言葉ばかり使っていると、その人の脳の中は、その暗いイメージで充満し、ますます暗い状況に落ち込んで行ってしまいます。
 「××はしないように。」とか「××はいやだ。」と思うと、その“××”のことばかりが気になってしまいます。ゴルフで「あの池に入れないように!」と思ってスイングすると、なぜか皆が次々と池にボールを入れてしまいますよね。
 「○○したい!」「○○になりたい!」という言葉の使い方をして、なりたい自分、好ましい状況をイメージすること、これが成功の“秘訣”なのです。
 今年は、これで夢の実現に大きく前進しませんか。
posted by 小出 絹恵 at 11:38 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集

2007年10月05日

●2007年9月号

事業承継と財産承継経営と所有は別か?



NHKの朝の連続テレビドラマ「どんど晴れ」、ご覧になった方も多いことと思います。ドラマが始まった頃は、“都会の現代女性が、老舗旅館で、いじめにあいながらの女将修行”という設定なのかと思っていましたが、終盤になって、「こういう事業承継のやり方もあるのだろうか。」と考えさせられる展開になりました。
社長とともに長年会社経営に従事してきた社長の息子が居るにも関わらず、会社勤めをしていた従弟を会社に入れ、次期社長にすると言うのです。
自分が継ぐものとずっと思ってきた社長の息子にとっては、寝耳に水の話です。

しかも、次期社長の椅子を巡って争った二人が、一方は株を持たない社長に、他方はその会社の半数の株を持つ筆頭株主になるというのですから、果たしてその後の会社経営が上手く行くのかと危ぶまれます。
確かに、株式を全く持たない雇われ社長というのがないわけではありませんが、その数は多くはありませんし、中小企業においてはなおさら稀な例と言えましょう。
ところで、株を持たない社長は、とても不安定な立場に置かれます。社長といえども株主には逆らえません。なぜなら、社長の首は株主の意向にかかっているからです。
中小企業では、社長の強力な指導力で会社を大きくするというパターンが多いと思われます。ワンマン社長が多いゆえんでもありますが、その社長の権力の背景は、やはり株の所有です。
もっとも、“経営の建て直しのために招聘された社長”というのであれば、株の所有とは無縁な存在であることもうなずけますが。

しかし、その場合であれば、会社の再建が終わったら、その社長は会社を去ることになります。
中小企業において会社を継ぐということは、社長になるということと同時に、その会社の資産も譲り受けるということなのだと思うのです。株の議決権、これが重大事なのです。そのために、議決権のない株式を発行したり、株式を贈与したり、と苦心するわけですから。
「社長は二男に、株は長男に」という事業承継のやり方は、後に争いの火種を残すようなものだと思うのですが、皆様はどう思われますか?

後継者候補が二人いる

後継者が居ない社長から見たら、後継者の候補が二人いるというのは、とても羨ましいことだと思います。
しかし、一人ではなく、二人いるということで、また別な悩みもあるのだと思います。
アメリカのある有名な企業では、社長候補数名を競争させながら育て、その過程で社長候補を絞っていき、結果として社長になれなかった人は、社外に活躍の場を求めて会社を去って行った、という話を聞いたことがあります。
官僚の世界でも、事務次官になれなかった官僚は、定年を前に天下りをして官庁を去っていきます。
複数の後継者候補がいた場合、どの組織であっても、後継者になれなかった人間の処遇が大変難しく、結果として会社を離れる場合がほとんどのようです。

会社をもう一つ作る

一つの会社を兄弟二人でやっていくことがそう簡単ではないと感じておられるからこそ、もう一つの会社を新たに設立して、今の会社は長男に承継させ、二男には新しい会社を任せようと思う、ということになるのだと思います。そういう社長さんのお話を何度かお聞きしています。
準備万端よろしく、将来のことを考えて、早い時期から複数の会社を経営しておられる社長さんもいらっしゃいます。

しかし、複数の会社を経営しているとはいっても、それぞれの会社が単独で経営できているかと言えば、なかなかそういうわけにはいかず、中心となっている会社に依存している場合が多いというのも実態です。

新たに設立した会社に、今まで一つの会社で行ってきた事業の一部を移すという場合には、それによって、会社全体のバランスや力が削がれることにはならないかという点についても、是非検討してみていただきたいと思います。取扱商品による繁忙期の違い、利益率の違い、商品の組み合わせ等、利益の出ない部門の存在が、利益率の高い部門や商品の販売に貢献しているということも多々あるものです。意外と見落とされがちです。
また、もう一方の会社が、もとの会社と同種の事業を行う場合には、競業の問題が起こります。営業エリア、顧客情報等につき、文書による取り決めをしておく必要があるでしょう。


不動産をどう分ける

事業承継は会社の相続です。これをスムーズに行うためには、経営の承継と会社の株式の承継、会社が使っている不動産の承継が必要になります。当然に、遺産分割の問題が発生します。長子相続の時代とは異なり、現民法では子供達には平等の相続権があるとされています。したがって、事業を続けていくためには、会社が使っている不動産をどのように相続するのかが大変重要な問題になってくるのです。遺産分割のやり方によっては、会社継続が困難になる場合もあります。
皆様の会社で使用している建物は誰の名義になっていますか?その建物の建っている土地の名義はどなたになっていますか?

@ 土地・建物ともに会社所有の場合
⇒ 会社の株を承継すれば会社が使っている土地建物も自動的に承継されます。すなわち、“会社の株”を相続することで、会社が使っている不動産も相続することができるのです。

A 社長個人の土地の上に会社名義の社屋が建っている場合
⇒ 会社に借地権が有るか否かによって、株の評価が異なります。それによって、社長の所有されている土地の評価も変わります。 会社の株の承継だけではなく、建物の建っている土地の承継も必要です。それができない場合には、土地を相続する人との間に借地契約等を結ぶ必要が生じることもあります。

B 土地も建物も社長の個人名義である場合
⇒ その土地・建物を相続等によって取得することがベストです。どうしても、それができない場合には、今までどおり賃借するか、会社を移転する必要が生じます。


まずは評価を!

日本の高度経済成長期に個人で事業をお始めになり、やがて法人成りによって会社組織にされたという会社も多いと思います。中小企業の場合には、会社が使用している不動産が、社長個人の名義になってことが少なくないのです。うちの事務所でも、“不動産の名義は社長個人”という会社の方が圧倒的に多いのです。
日本の中小企業の多くが、今、事業承継の時期を迎えています。新聞にも中小企業の事業承継対策のための税制措置を盛り込む動きが報道されています。
事業承継は、後継者問題とともに、財産承継問題でもあるのです。そのためにも、財産総額はいくらになるのか。株の評価は?土地の評価は?どの子供にどの財産を相続させるのか。相続税は払えるのか・・・。等、判断の材料を入手する必要があります。
最近は、遺留分減殺請求も増えてきています。遺言書を書く場合でも、遺留分を侵害しないように、配慮した遺言書を書いておけば、申し分ありません。そのためにも、“まずは評価を!”ですね。
posted by 小出 絹恵 at 16:01 | 知るっく先生の社長応援塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 記事編集
この記事を書いた税理士の小出絹恵です。
税理士 小出絹恵     税理士・行政書士・円満相続遺言支援士
     小出 絹恵

     TEL:03−5486−9686

   幼い頃、往診に来て下さったお医者さま
   女医さんでした)の顔を見ただけで、
   安心して病気が治ったような
   そんな体験が懐かしく思い出されます。
   私は皆様のそういう主治医になれたらと
   願っています。

●申告の際には必ず専門家にご相談ください。
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